『キネ旬総研エンタメ叢書 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方』
キネ旬総研エンタメ叢書 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方
- 作者: 沼田やすひろ,金子満
- 出版社/メーカー: キネマ旬報社
- 発売日: 2011/08/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ハリウッドでは面白い映画を作るためのシナリオ術があって、エンターテイメント作品の脚本はそのシナリオ術が説くところの法則に従って書かれている。で、日本映画においても、最近のテレビ屋制作映画などに代表される脚本のダメさを指摘する声が大きい。どうすれば良い脚本が書けるのか。また、どういう条件を満たしていれば良い脚本なのかを分かり易く紹介している。でも、ストーリーテリング以前の問題でダメさが際立つ日本映画がほとんどなので、そのあたりにも踏み込んでほしかったかなぁ。
小説を書く上での参考になる部分も多い。