ニューズウィークとか

  • ニューズウィーク

日本版の発売日は毎週水曜日で地方だと二日遅れで入荷するので、もう決定した大統領選挙も雑誌の中では続いていたりする。というわけで『世界の大統領 その名はオバマ』は(まだ候補者だけれど)オバマを中心とした超大国アメリカと世界との関係を論じたものになっている。マケインの勝利はありえないとニューズウィークは判断していて、それは正しかったわけだ。表題の『O歳からの教育』については未読。やっぱり子供がいないと読まないよね的な何かが……
意外に面白かったのが、日本の円高についての記事。円高になると輸出産業がダメになると言われているけれども、原材料は安く仕入れることができるわけで、一概にダメとは言いづらい。日本の場合、高付加価値の商品を輸出する能力はあるわけだから、今のうちに世界を席巻してしまえばいいと記事を読んで思った。

『仮想報道』はアメリカのテレビドラマ『24』について。24がバラク・オバマの当選を後押ししたという見方がある一方で、このドラマがFOX系の、ネオコンの主張を代弁していたものだったというのは周知の事実。保守の世論誘導のためのドラマがリベラルの登極を許してしまうなんて、世の中どう転ぶか分からない。