雑誌読みまくり

  • ニューズウィーク

『グローバル最強企業ランキング』にはあまり興味はないのだけれど、ソフトウェアで世界三位の企業が任天堂であるという事実にビックリ。僕が子供のころは「任天堂」といえば花札のイメージが残っていたし、実際、家にあった花札には任天堂のロゴがあった。花札屋が運を天に任せて世界最強のゲーム会社へと華麗に転身したわけで、そう思うと感慨深い。面白かったのは投資リスクを保険として売り出すCDSについての記事。金融工学なんて一時はもてはやされたけれども、やはり胡散臭いものであったということ。

  • ブルータス

琳派特集。これが意外に面白かった。日本の美術もまだまだ再発見できる余地がある。

レッドクリフ』特集。映画秘宝にしてはボリュームも内容も頑張っていて面白かった。渡辺文樹監督の『天皇伝説』と『ノモンハン』のレポートが読めるのも映画秘宝だけ。天皇制について批判的な内容なので(『天皇伝説』の上映にSTOPをかけたい)公安警察と一悶着あるようだが、そこは寛容な精神で公開するべきだと思う。まあ、どんな内容でも明治天皇がトム・クルーズに土下座する『ラストサムライ』よりかは、穏当でつまらないのは保証できる。