ニューズウィークとか

五輪後の中国はどうなるかという特集については、比較的楽観視(経済的に)していたのが面白かった。グルジアとロシアの戦争については、グローバル的には欧州(NATO)対ロシアの新冷戦の構図になっているが、現象は風上が強く風下が弱いということを考えると、エネルギーを握っているロシアがこのまま突っ走ってしまうんじゃないかという懸念はある。ダークナイトの批評には賛成できない。こういう批評家はアメコミ映画が軽ければ「馬鹿らしい」重ければ「陰気すぎる」と書くのが常だ。もっとまともな批評力を磨けと、文芸論の記事を読むべきだろう。

『石油』についての特集だけれど、三面記事のほうが面白い。特に南米のUFO村のレポは面白かった。

ティール・ボール・ラン』は面白いんだけれど、テンポが悪いな〜と最近思う。なんというか、ジャイロとジョニーの到着地を迷っているような感じ。だからなのか、「新しい土地」→「新しい敵」→「ゴール前のレース」という展開が続いている。大統領が出た時点で迷走しだした連載も、もう佳境に入っているわけだが、全く何も解決しない雰囲気なのはどうしてなのだろう。とりあえず、新しい敵であるダイヤル式の腕を持つ男は格好いい。ジョニーを撃ったのはヒガシガタだと思う。