色々

ヨーロッパのゴシップ的な記事は横においといて、やはり『生態系壊す外来種の脅威』が面白かった。世界的な生態系の交換は「コロンブスの交換」と呼ばれ、それこそ世界の人口を押し上げることから韓国料理の発展まで、人間生活に多くの寄与をもたらしたが、今はこの「コロンブスの交換」が極限まで推し進められて、多用さが保てなくなるギリギリのところにまで来ているような気がした。ザリガニは外来種だったのに、瞬く間に日本中の川という川に生育地を広げたし、日本に古来から住むメダカはほとんど存在しないらしい。多用さが失われてしまえばどうなるか。画一化は絶滅の鍵でもある。
ベッカムの記事は冷静。英国王室の記事はどうでもいい。イラク米軍の記事はもっとどうでもいい。ロシアをはじめとする強権国家による資源恫喝外交は、果たして吉と出るのか凶と出るのか。僕が思うに、石油が値上がりすれば、他のエネルギーが石油を補完しようとする。その動きは、ここ一年で飛躍的に加速した。21世紀は石炭の時代と本気で言われているくらいだ。石炭のほかにも、オイルサンド、エタノール、ハイブリッド、色々あるし、それぞれが洗練度合いを高めていっている。足らなければ工夫するということを思えば、ロシアのような国の恫喝外交も悪くはない……ストーブなしは不便だろうが。

  • チャンピオン

オリバが格好よい人に、バキがツッコミの人になっていた。