年末だなぁ

  • Pen

Penは茶道特集。茶道とは何かを論じるよりも、こういう雑誌の常として茶器や茶室の解説が主。だけど、茶道というのは自慢の茶器を皆で見たりすることが重視されていたから、茶道の紹介の仕方としては正しいといえるのかもしれない。茶釜と楽茶碗は僕も欲しい。大人の隠れ家的なものとしての茶室も。

僕はあまり評価していないんだけれど『硫黄島からの手紙』が特集されていた。日本の戦争映画は、日本に戦争体験がないため、どこかしら絵空事のように見えてしまうというのは納得するところだと思う。その絵空事の戦争映画に慣れているから『硫黄島からの手紙』にどこかしらしっくりこないものを感じたのか。アカデミー賞云々というのは個人的にはどうでもいい話だけれど、渡辺謙はオスカーを獲ってほしいと思う。
シルベスター・スタローンと『ロッキー』の記事は好意的。まあ映画は結果が全てだ。で、世界的な魚人気によって、魚が大高騰という記事は日本にとっては非常に気になるところ。一億人規模の国家で魚を日常的に食べる国は日本だけだったのが、最近は中国やロシアやヨーロッパなど、世界各地に増えつつある。寿司どころか、かまぼこやつくねといった食材の人気も上がり、水産資源は減り……という感じ。グローバル化は恩恵と打撃の両方を受けるものだ。

うりぼうが可愛い。それはともかく、ビジネス雑誌で読むべきは「日経ビジネスアソシエ」「月刊アスキー」そして「ハーバードビジネスプレビュー」の三冊だけでいいと思う。日経ビジネスアソシエは、仕事の効率化のテクニックが豊富で、読んでて何かと勉強になる。