色々

テキサス・チェーンソー・ビギニング』の特集から、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の撮影秘話まで、殺人鬼づくめの一冊。エログロB級映画を語らせれば、やはり映画秘宝の右に出るものはないなぁと思った。後は、クリント・イーストウッド特集。『父親たちの星条旗』も『硫黄島からの手紙』も見てみたい。

  • CUT

映画トリビアという特集は、正直本当にどうでもいい知識を紹介してあった。ただ、クエンティン・タランティーノによる「『トップガン』はゲイ映画」というのは面白かった。映画レビューに力を入れれば、『プレミア』の後釜になれるのに。

  • マガジン

ネギま!』は、対決図式がそろっていよいよ話が動くか。
『はじめの一歩』は一捻りありそうな展開。サカグチが一歩に近付いて(もしかしたら板垣に近付いたのかも)どうなる??
さよなら絶望先生』は原型をとどめていないという話。あのキャラがイメージチェンジしていたのも驚いたけれども、サンデーに掲載されていたあの漫画の二人が(ちらっと)出てきたのも笑った。

『TOUGH』は二回戦が始まる。でも、ほぼ結果の見えた試合ばかり。盛り上がりに欠けるというか、格闘漫画としてそれはどうなんだというか。

  • モーニング

バガボンド』は流石の面白さ。凡人だった吉岡伝七郎が凡人のまま死ぬわけだけれど、その死に様は『バガボンド』の中でも指折りの格好良さだった。植田への書置きも泣かせる。

  • プレイボーイ

キン肉マンⅡ世』はジェロニモの見せ場。次週決着かもね。松本人志のコラムは、飲酒運転ばかり悪いというのはどうかという内容。確かに寝不足運転は(飲酒運転よりも)危ない。何か光かセンサーみたいなもので目の動きを測って、寝不足かそうでないかを測定する装置とかないだろうか。検問で、それに引っかかったら強引に十分間眠ってもらうとかして。

SPA!で一番面白い漫画は四コマ漫画だろ! と思った。ビックマウス列伝は面白かったが、「ビックマウス」はピエロかヒーローかどちらか割り切っていないと痛いだけだ。株予想屋的中ランキングっていうのは、参考になることなんて何一つなさそうだ。福田和也坪内祐三の対談は……大部分忘れてしまった。芥川龍之介川端康成を誘って、関東大震災で死体が山積みになっているのを見に行った云々という話だけ覚えている。物書きというのは因果な職業だなぁ。