『バットマン・リターンズ』
シネフィルで鑑賞。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: Blu-ray
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セットを組んだゴッサムシティの箱庭感が物凄い作品で、驚くほど広がりがないな〜と思うのだけれど、やはりペンギンの口から何かがほとばしるような迫力を、ティム・バートンは表現したかったのだろうなぁ。ダニー・デヴィートの怪演が、ペンギンの理性と獣性に揺れるパーソナリティを上手く出していた。ミッシェル・ファイファーのキャット・ウーマンも、素顔の田舎娘っぽい表情と、狂気に歪む目の落差が上手いと思った。もちろん、ビジュアルもエロくていい。
子供誘拐作戦に異議を唱えた仲間をペンギンが撃ち殺して、それが後の展開に繋がるところなどは、上手いなぁと思った。