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ビンラーディンが温暖化に危機感?
1月29日21時10分配信 読売新聞
 【カイロ=長谷川由紀】カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」は29日、国際テロ組織アル・カーイダの指導者ウサマ・ビンラーディンのものとする音声メッセージを放送した。

 メッセージは、地球温暖化に危機感を表明しながら、「すべての工業国、主に大国に責任がある」として、とりわけ、京都議定書から離脱したブッシュ前米大統領を名指しで批判。さらに、「米ドルの使用をやめるべきだ」などと訴えた。

なんというか、パキスタンの山奥でゴキブリのような生活をしている人であっても、地球温暖化に危機感を持っているというのが面白い。ニューズウィークあたりがネタにすると、もっと面白くなるかも。それにしても、欧州は大寒波で凍り付いた状態なのに、日本は一時の寒波の後は、一月と思えないほどの暖かさだったりする。ちょっとの寒さで「地球温暖化は嘘だ」と言うのも、ちょっとの暖かさで「地球温暖化は本当かも」と言うのも、同じくらいの軽薄さだなぁと思った。

缶飲料 岐阜産使い「静岡茶」表記…製造会社を行政指導
 岐阜県産の茶葉を使って日本茶の缶飲料を製造する際「静岡茶使用お茶煎茶(せんちゃ)」と表記したとして岐阜県は29日、同県各務原市の飲料品製造会社「大東乳業」に対し、JAS(日本農林規格)法に基づく行政指導を行った。同社の佐橋正張社長は県に「以前は静岡茶を使用し99年ごろ岐阜県産茶葉に変えたが、表示を変え忘れていた」と説明しているという。(毎日新聞)

織田信長の時代から、岐阜県民にとって静岡は領土か植民地みたいなものだから」くらいは言ってほしかった。産地偽装って中国や韓国のものを国産と偽って販売するのは反則だと思うけれど、国内のある地域のものをある地域のものと偽って売るのは、まあ大目に見ても良いんじゃないかと思う。

米政府、有人月探査を断念…ISSは5年延長
1月29日21時57分配信 読売新聞
 【ワシントン=山田哲朗】米国の有人宇宙探査計画を見直していたオバマ政権は、1960〜70年代のアポロ計画以来となる月面探査計画を中止することを決めた。
 米メディアが28日、一斉に報じた。2月1日の2011年度予算教書に合わせて正式発表する。
 米航空宇宙局(NASA)の予算は今後5年間で計約59億ドル(5300億円)増額される。月探査の中止で浮いた予算と合わせ、現在、野口聡一さんが滞在している国際宇宙ステーション(ISS)の利用は2020年まで5年間延長される。
 日本にとってはISSに飛行士を送り込むチャンスが増えるほか、ISSへの物資補給で、より大きな役割を果たすよう国際的に期待されることになる。
 一方、有人宇宙船を運ぶNASAの新型ロケット「アレス1」は開発を打ち切り、民間企業が開発する新ロケットを活用する。
 月とそれに続く火星探査は、ブッシュ前政権が04年に目標に設定した。しかし景気悪化で予算が大幅に不足、オバマ政権は抜本的に見直す作業を進めていた。NASAは、比較的予算が少なくて済む小惑星探査などを検討するとみられる。

宇宙開発はケネディの再来を自認するオバマにとって、避けることのできないテーマではあるが、状況が難しい。
NASAにとって痛いのは、宇宙開発の意義と成果を示せないところにあると思う。世論の風向きとか、強力なライバルの不在というのが原因にあると思うが、資本を呼び込むようなビジネスプランを打ち出す時期に来ているのだろう。アメリカではすでに民間の宇宙開発の会社がいくつもあるし、NASAとの協力関係もできつつあるらしい。そろそろ学術研究的な「宇宙探査」や「月面探査」をするよりも「月面開発」に乗り出したほうが良いんでないか。