地元の危険度を考える

最近、街を歩いているとギャングかと思うような若いお兄ちゃんが闊歩しているのを良く見かける。まあ、チンピラ風情は昔からいたけれども、実際のところ僕が住んでいる町はどの程度危険なのかが気になった。
というわけで、取り出したりますは我が町の犯罪発生件数を表にしたものです。
http://www.police.pref.fukuoka.jp/userimage/21/H20jyuyo.pdf
これを見て思うのは、重要犯罪の内、半数が解決されていないという事実。さすがに殺人とかは検挙に至っているようだが、強盗はかなり犯罪認知件数と検挙人員に隔たりがあり、強制わいせつに至っては認知件数の3分の1以下という状況になっている。
でも、もっと気になるのは重要窃盗犯の認知件数と検挙人員だ。一万件近い窃盗が発生しているというのに、検挙された人員はたったの670人というのはどういうことか。まあ、検挙「人員」なので、どろぼうが何度も窃盗を行ったとも考えられるのだが、それにしても少なすぎると言わざるをえない。僕が住んでいるところでは窃盗で犯罪者は捕まらないのではないかとも思えてくる。それくらいの治安状況だ。

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ちょっと長いけれども全文引用。

金融危機の世界は今:月の地価が20%下落
3月29日14時3分配信 ロイター


 [25日 ロイター] 世界的な景気減速は大小さまざまな形で表れている。そのほとんどは気持ちを暗くさせるものだが、風変わりなものや人間の想像力を反映するものもある。金融危機の影響を受けた世相を反映する各地の出来事を紹介する。
 世界的な不動産価格の急落の影響は、月にまで及んだかもしれない。世界各国で月の小区画の土地を販売している企業「Lunar Embassy」のプラハの関係者は23日、月の土地の販売価格は20%下落したと述べた。
 国連加盟国は1967年、宇宙での所有権主張を禁止する条約に署名したが、これには抜け道があり、個人や企業による所有は許されている。そこで1980年以降、「Lunar Embassy」は月や金星、火星の土地の所有権を販売している。
 景況悪化に対応するため、米国のオリンピック委員会は2009年の運営予算を10%以上に相当する710万ドル(約6億95000万円)削減する。今年は幹部の給与凍結と厳しい経費制限が実施されている。同委員会はまた、経営幹部クラスを含む専門職員54人を解雇した。
 ロシアサイトwww.pochkapochka.ruが、ふざけた情報を掲載。同サイトは一見したところ、腎臓移植の本物の情報を提供しているかのようだった。サイトのメインページに、英語とロシアで「危機は地球上で起こっている。だがあなたにはチャンスがある。人間の腎臓は7万─8万ドル(約685万─783万円)の価値があり、負債などを清算するには十分な額。今すぐ自分を助けよう。ただ腎臓を売るだけで良い」という広告を掲載した。「われわれについて」のセクションでサイトはいたずらだと明かし、「このサイトはいわゆるブラックジョークです。われわれは臓器移植のサービスは一切提供していません」と記している。
 スーツを新調したいけれど、どのくらいの期間必要か確かでないとしたら――。米国の小売店「JoS. A. Bank」は、最近スーツを購入したばかりで職を失った顧客に返金を申し出た。条件を満たした顧客は払い戻しを受け取れる上、スーツはそのまま着用できる。
 JoS. A. BankのR・ニール・ブラック最高経営責任者(CEO)は発表文書で「われわれは顧客が職場でよく見えるように手助けしたい。もし失業してしまったならば、新しい雇用主に会うときに適切な格好をしていて欲しい。われわれのすべての顧客に少しの失業保険を提供するようなものだ」と述べた。ただし、返金を受け取ることができるのは4月16日から7月1日に失業した顧客のみで、返金額は最大199ドル(約1万9500円)という。
 米国のロースクール法科大学院)は、景気減速の副次的な悪影響をあまり受けてないかのようだ。ウォールストリート・ジャーナル紙は、ロースクールの志願者が増加していると報じた。それによると、法律事務所の多くで広範囲に及ぶ人員削減や給与カットが実施されているにもかかわらず、ロースクールの志願者は2%増加した。バージニア州にあるワシントン・アンド・リー大学の出願者は昨年29%増となり、イエール大学テキサス大学ロースクールは8%増だった。
 経済がひどい状態にあると、人々は悪態をつきやすくなる。ロサンゼルスのサイコセラピスト、ナンシー・アーウィンさんがケーブルテレビのMSNBCで語った。「現在は手に負えない要素がたくさんある。その結果、フラストレーションがたまり、恐れと不安な気持ちが強まっている。人々はそういう気持ちになると、悪態をつく。汚い言葉を使うと、瞬間的に解放された気持ちになる」という。
 マサチューセッツ・カレッジ・オブ・リベラル・アーツのティモシー・ジェイ教授(心理学)もアーウィンさんに同意する。「悪態をつくと気持ちが軽くなるものだ。ゼネラル・モーターズ(GM)の多くの工場が閉鎖されたオハイオ州デイトンから戻ったばかりだが、バーでは人々のフラストレーションが聞こえてきた」と語った。
 米国政府は、多くの人が失業中のウォール街から才能ある人を募集、採用している。米証券取引委員会(SEC)と米連邦預金保険公社(FDIC)は来月開催される就職説明会で採用活動を行う。エグゼクティブ求人コンサルティング会社オプションズ・グループのマイケル・カープ最高経営責任者(CEO)は「全産業が変換期にある。そういうときに連邦政府で働くのにはやりがいを感じる人もいるだろう。だが、米国政府がウォール街並みの報酬を出すかと問われたならば、答えは『ノー』だ」と述べた。
 スペインのサッカー・チーム、ビジャレアルは失業中のシーズン・チケット所有者に来シーズンの無料チケットを提供している。ビジャレアルのフェルナンド・ロイグ会長は、この計画を支援する基金が設立させるだろうとの見通しを示した。同チームのストライカー、ホセバ・リョレンテは「われわれはこの計画にかかわることを熱望している。状況を考えるととても良いアイデアのように思える」と語った。

様々なところに色々な影響が。一つ思うのは、月や火星の土地といった「仮想財産」にどれだけの金を支払っているのかという感じ。

靖国神社で買う萌えキャラ!「萌えるゴミぶくろ」って何?
 アキバ系の萌えキャラが、今度はなんとゴミ袋になった。しかも、3/27〜3/29(日)に行われる「千代田区さくらフェスティバル」の靖国神社のブースで買えるというのだ。(東京ウォーカー)

萌えるゴミ袋。しかも靖国神社。しかも描かれているキャラの名前が九段さくや……う〜ん、どうなんだろう??

教職員受難 米加州、財政ピンチ 2万6000人解雇予告
 【ロサンゼルス=松尾理也】「先生、クビになっちゃうんだって」。こんな会話が今月、カリフォルニア中の子供たちや親の間で交わされている。財政難にあえぐカリフォルニア州の教育当局はこのほど、2万6000人にも及ぶ公立学校の教職員に「ピンクスリップ」と呼ばれる解雇予告を手渡した。長期にわたる好景気を謳歌(おうか)したカリフォルニアは、今や失業率が10%を超え、民間労働者にとどまらず教職員の職までが危うくなるなど、一転して「残酷物語」の舞台に変貌(へんぼう)しつつある。(産経新聞)

アメリカの大阪こと、カリフォルニアではいよいよ財政破綻も間近か。シュワ知事はこの巨大な敵にどう立ち向かうのだろう。こういうニュースを見ると、大阪の橋下知事日教組を攻撃したり、教育の改革を主導しても、教職員をクビにしないだけまだ頑張っている……ということなのかな??