東方の話とか

東方プロジェクトの第12弾『東方星蓮船』の体験版が出たらしい。

というわけで、ちょっと作者のブログに拠ってストーリーを読んだのだけれど……これって『信貴山縁起絵巻』をモチーフにしているのかなぁ? 鉢が空を飛んで米俵を奪っていくというトンデモ話が、UFOに吸い寄せられるアイテムという構図に合致しているし、ストーリーにある「800年前」という数字も信貴山縁起絵巻の成立年と噛み合う。剣の護法っぽいキャラも出てきているし。
UFOとか宝船というのは、ミスリードということで。
そうなると大ボスは命蓮(の子孫で星蓮とか)で、EXボスは命蓮の姉の尼公ということになるのでは??

まあ、それはそれとして博麗神社例大祭の状況をGIGAZINで見たのですが、スゴイ! スゴイ! こんなにスゴイんですか?? 僕もちょっとは興味があるんですが、あそこの写真や映像を見る限りでは行列の途中で死んでしまう可能性がありますね。

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100円貯金で1ゲーム 「スペースインベーダー」テーブル筐体型貯金箱
3月6日11時52分配信 ITmediaニュース
 タカラトミーは、「スペースインベーダー」のテーブル筐体型貯金箱「スペースインベーダー ゲーム筐体型バンク」を3月26日に発売する。100円玉を投入するとスペースインベーダーをプレイでき、そのまま貯金できる。5775円。
 1978年にタイトーが発売したテーブル筐体を6分の1サイズで再現。本体正面のコントロールパネルや液晶画面左右に貼られていたゲームの説明まで忠実に再現した。当時の筐体同様、同梱されているカラーフィルムを液晶画面に貼ると、カラーでゲームを楽しめる。

 100円玉を入れるとスペースインベーダーをプレイ可能。発射ボタンやレバー、リセットボタンを操作し、一番下の「砲台」をコントロールしながらミサイルを発射して迫り来るインベーダーを撃破する。撃破の音も再現した。100円で3機の砲台を使用できる。

 100円玉を約80枚貯金でき、収納している硬貨の枚数を液晶画面に表示する。20〜40代の男性をターゲットに年間5万個の出荷を目指す。

これは面白いアイデア。たぶん企画立案した人は、ゲーセンとかパチンコ屋に入り浸って「ゲームセンター(パチンコ屋)が俺の貯金箱だぜ」とか言ってる人。オモチャ屋の強みは、アホっぽい企画でも面白ければ通るところにあるよなぁと思った。

携帯に便利!手のひらサイズ燃料電池、国内初の商品化
3月7日14時44分配信 読売新聞

 東芝は7日、外出先で携帯電話や携帯音楽プレーヤーの充電が容易にできる手のひらサイズの小型燃料電池を、国内で初めて商品化することを明らかにした。

 4月にも売り出す方針で、近く発表する。

 コンセントがない外出先で携帯電話を充電する場合、現在は乾電池式の充電器につなげるのが一般的だが、時間がかかる上、フル充電できないケースも多い。東芝燃料電池を使った充電器であれば、家庭のコンセントにつなぐのとほぼ同じ時間で充電でき、燃料として使うメタノールが満タンであれば、4、5回のフル充電が可能だ。

 発売当初の価格は2〜3万円となる見通しで、将来的には1万円以下に引き下げる方向だ。別売りのメタノールを注入すれば、繰り返し利用できる。

 東芝は2009年度中に、さらに小型化した燃料電池をノートパソコンや携帯電話に内蔵し、商品化する計画だ。

 燃料電池は、水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する仕組み。元のエネルギーの90%以上を電気や熱として活用でき、温室効果ガスの削減効果が大きいと期待されている。

 家庭用や自動車用の大型電池はすでに商品化されており、小型電池も東芝のほか日立製作所パナソニックなどが開発中だ。民間調査会社の富士経済は、小型燃料電池の国内市場が20年度に145億円程度に拡大すると予想している。

携帯の充電器に1万円以上も出すとは考えにくい。やはり東芝の本命はノートパソコンや携帯電話に組み込むところにあるだろう。メタノールがどの程度の値段(そもそもメタノールをどうやって補充するかのシステムが良く分からないが)になるか分からないけれども、需要はあるように思う。

古浄瑠璃300年ぶり復活、大英博物館で台本保存…新潟
3月8日14時8分配信 読売新聞

 江戸時代前期に台本が海外に持ち出され、行方不明になっていた人形浄瑠璃越後国 柏崎 弘知法印御伝記」の復活公演が7日、作品ゆかりの新潟県柏崎市で行われ、約300年ぶりに舞台が再現された。

 江戸前期に義太夫節が流行する以前の古浄瑠璃が上演されるのは初めての試みという。

 御伝記は、長岡市の西生寺に即身仏として安置される僧・弘智法印がモデル。主人公が厳しい修行を重ね、即身仏になるまでを描く。

 1685年に発表され、数年後にドイツ人医師が台本を長崎・出島から海外に持ち去り、イギリスの大英博物館で保管されていた。

 文楽の三味線弾き・越後角太夫文楽の芸名・鶴沢浅造)さん(58)(新潟市)が2007年、知人の日本文学研究者ドナルド・キーンさんから台本の存在を知らされたことが復活のきっかけ。台本に三味線の譜面がなかったため、越後さんは、古浄瑠璃の流れを継ぐとされる佐渡の文弥節の古いテープや、初期の義太夫節を参考に演奏や語りの節回しを復曲した。

 人形遣いの西橋八郎兵衛(本名・健)さん(61)(佐渡市)と共に、初心者の一般市民を含む約15人で練習を重ねた。この日は、作品の一部を上演し、6月7日、柏崎市産業文化会館で全編通した完全公演が行われる。

これは面白い試み。日本は(比較的)文化を大切にする国だけれども、やはり散逸してしまったものは沢山ある。それがこのような形で現代によみがえるというのは、何とも感慨深い。