今月は更新を頑張った

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トヨタの5倍超、従業員1人で10億稼ぐ高収益企業「任天堂の究極目標」
 消費全体が冷え込む不況にあっても任天堂は強かった。米調査会社NPDがまとめた2008年12月の米国内ゲーム機販売統計では、1位が任天堂携帯型ゲーム機ニンテンドーDS」、2位が据え置き型ゲーム機Wii(ウィー)」で合計500万台以上を売り上げ、年間販売にも大きく影響を与える年末商戦で圧勝した。任天堂は29日、09年3月期の連結業績見通しを下方修正し、営業利益を6300億円から前年比8.8%増の5300億円に引き下げたが、これは為替が円高に推移していることなどを踏まえて見直したもので、営業益は過去最高益を見込んでいる。(MONEYzine)

かつてニューズウィークの世界企業ランキングで、任天堂ソフトウェア産業の世界第3位につけていた。任天堂といえばゲーム屋というイメージが僕らにはあるけれども、世界的な視点で見ればマイクロソフト(と、あと一社)に次ぐソフトウェア企業なのだ。ソフトウェア企業として任天堂を考えると、業務形態はマイクロソフトよりもアップルに近い路線をとっていることが分かる。ハードウェアからソフトウェアまで生産し、世界中の人々に新しい遊び方を提案して売るという点で、アップルと任天堂はほぼ一緒と言える。ゲーム会社として侮っていると、ある日突然、コンピューターの基幹OSが任天堂のものになるといった展開もありうるかもしれない。

エチゼンクラゲひざに効く、抽出たんぱく質で治療効果2倍
1月31日13時51分配信 読売新聞
 大量発生して漁業被害を出すやっかいもののエチゼンクラゲなどから抽出したたんぱく質を、高齢者のひざに多い変形性関節症の治療に使われるヒアルロン酸に混ぜると、治療効果が約2倍に上がることが分かった。

 東海大理化学研究所が行ったウサギを使った実験で判明、3月に東京で開かれる日本再生医療学会で報告される。

 このたんぱく質は「ムチン」と呼ばれ、関節では軟骨を保護、修復する役割があるとされる。同研究所の丑田(うしだ)公規ユニットリーダーらが、クラゲからの抽出に成功した。

 研究グループはひざ関節の軟骨がすり減った変形性関節症と同じ症状のウサギを作り、関節の中にムチンを混ぜたヒアルロン酸を注射した。10週後に観察すると、すり減った軟骨がほぼ正常に回復。ヒアルロン酸だけを注射したウサギに比べ、回復率は1・6〜2・6倍程高かったという。

これは面白いニュース。僕の血縁にもリューマチで苦しんだ人がいるし、新しい治療法が開発されれば助かる人も多いと思う。ただ、薬は商品化されるまでに時間が掛かるので、あと十年というところかな〜という気もする。

死刑? 無期? 検察側と弁護側の主張の“急所”は 神隠し殺人事件
 東京都江東区のマンションで、2軒隣の東城瑠理香さん=当時(23)=を自室に拉致し殺害、遺体を切断してトイレから流したとして殺人罪などに問われた星島貴徳被告(34)に対する公判は、検察側が死刑を求刑し、弁護側は無期懲役を求めてすべての審理を終えた。検察側、弁護側双方とも犯行の事実関係での争いはないが、過去の判例による「死刑と無期」の見えない境界線を意識し、激しい応酬があった。「強姦は既遂ではない」「殺害方法の悪質性は」…。主張はいくつかの点で大きな隔たりをみせている。裁判官はどう判断するのか。判決は2月18日に下される。(芦川雄大)(産経新聞)

僕自身はこの事件で被疑者を死刑にするのはどうかと思うが、昨今の傾向では死刑になる公算が高いだろう。でも、重犯罪があって、それが死刑に値するかしないかを考えることが重要だ。「人を一人殺せば死刑」という考えかたもあるけれども、やはり人の命をどうするかという問題についてはみんなが考えるべき。なぜ考えることが必要かといえば、考えることによってモラルが生まれるからだ。

中古の携帯プレーヤーに米軍機密情報 ニュージーランド
1月31日12時0分配信 CNN.co.jp

(CNN) ニュージーランドからの報道によると、同国内の男性が中古品店で購入した携帯音楽プレーヤーに、米軍の機密ファイルとみられる情報が入っていたことが明らかになった。米国防総省当局者は、事実関係を確認中としている。
問題の中古プレーヤーは、クリス・オーグル氏が約1年前、800円前後で購入。数週間前、同氏が音楽をダウンロードしようとコンピューターにつないだところ、米兵士数百人の住所や携帯電話の番号、社会保障番号などの情報が入ったファイルが見つかったという。さらに、アフガニスタンイラクでの作戦の概要や、装備のリストとみられる情報も含まれていた。いずれも05年時点のデータとみられる。
同氏は国内テレビとのインタビューで、「次から次へと出てくるので驚いた。同時に、見てはいけないという感覚がどんどん強まった」と苦笑した。
このニュースを最初に報道したニュージーランドのジャーナリストが、ファイルに掲載されていた兵士に電話をかけてみたところ、少なくとも1件は本人につながった。連絡した理由を説明すると、この兵士は電話を切ってしまったという。
CNNが取材した米国防総省当局者らは、この携帯プレーヤーが問題になっていることを認めたうえで、米軍の情報であることが確認されるまではコメントできないと述べた。
オーグル氏はCNNとのインタビューで、「携帯プレーヤーは安全な場所に保管してある。米軍から要請があれば喜んで引き渡すつもりだ」と語った。
米国では近年、当局のずさんな情報管理が表面化する不祥事が相次いでいる。06年には退役軍人らの個人情報が記録されたノートパソコンが紛失、退役軍人省が損害賠償を求められた訴訟が、先日和解にこぎ着けたばかり。米軍機密情報の入ったハードディスクが、アフガニスタンの露店で売りに出されていたケースもあった。

そんなものがニュージーランドの中古屋で売られていたというのも驚きだが、こういうのって売るときに初期化しないんだろうか?? とりあえず、テクノロジーの進歩によって誰でも気軽に情報を持ち運べるようになった今、情報は漏れるという前提に立った対策が求められると思う。