今年の動画を振り返る

背骨が痛い……なんでだろう??
東方紅魔郷をコンテニューしまくってようやくクリアー(でもバッドエンディング)。これをノーコンテニューでクリアーできる人間がいるとは思えないのですが、妹様までの距離は長く辛いです。というわけで、年末なので今年一年ではまった動画を中心に紹介していきます。基本的にニコニコ動画です。ジャンルごとに5作紹介、しかも有名どころがほとんどです。
【東方系】
5つに絞ることがまず難しい……

東方の楽曲アレンジの中ではこれが一番好きです。というか、これを聴いて東方に興味を持ったのが正直なところ。とにかく癒される。とにかく聴き入ってしまう。一時は廃人になるくらいに聴きまくったなぁ……

東方を題材にした二次創作は星の数ほどあっても、バトル系は数が少ないのですが、これは超オーソドックスなバトルトーナメントが展開されます。元ネタは『幽々白書』でドラゴンボールとかも混ざっている感じ。現在二回戦が行われているのですが、作者が冨樫病にかかっていて進行が遅いのが難点か。バトル系はこれと東方タッグトーナメントのどちらを紹介するか迷ったけれども、続きがより気になるほうで。

ボスラッシュ系の動画の元になった作品。東方projectの大ボスの面々が、『コミュニケーション・ブレイクダンス』という曲にあわせて踊る。作者のモグモグフヨード氏の作品には詩情があるなぁと思う。『兎を見て犬を呼ぶ』とか『ミサイルカウンシル』とか観ていて泣けてくる。

細かい! でも、魅入ってしまう。どれだけ手間暇かけたらこういうのが完成するのだろう??

東方の「手書き劇場」系動画の中では、これが一番好き。八雲家はストーリーにしやすいのだろうか。ちぇぇぇぇぇぇん! と言いたくなるくらい話が良いんだよ〜。これに限らず、ストーリーの良い「手書き劇場」系動画が多いです。
ボーカロイド系】
これは5つに絞ること自体が無茶。

スゴイ! カワイイ! 芸が細かい! の三拍子そろった動画。何も言わずに観て、悶え死ぬ感じです。

訳が分からないけれど、とにかく壮大。ファランクスを組んだ初音軍と、ロードローラーで蹂躙する鏡音軍の戦い。続きを期待してしまうけれども、これはこれで終わりっぽい。

鏡音リン・レンの曲でどれか選べと言われれば、僕はこれを選ぶかな〜。なんというか、ネタを織り交ぜながらも技が光る……という感じ。滑舌の悪いことで有名なリン・レンが頑張ってラップをしているところも評価できる。

今年一年で(といっても、後半の有名曲はほとんど知らないけれど)初音ミクの曲を一つ選ぶなら『恋は戦争』になるかな〜。歌詞が切ない、サビをついつい口ずさんでしまう、絵が素晴らしいの三拍子。迎撃用意♪ とかカッコイイ。ソニーミュージックでCD化されるらしいので、そちらも大注目。

人形浄瑠璃曽根崎心中』の台詞を歌詞にして、初音ミク鏡音リンに歌わせています。こういう奇天烈なものが成立してしまうのがボーカロイドの優れたところ。アイデア勝負の作品は作ろうと思っても、技術と人がいなければ出来ないものでしたが、今ではパソコンで頑張れば一人でなんとかできる。そう考えると、ボーカロイドというのは集団制作系の創作が個人の創作に降りるための、エポックメイキングなものであるような気がします。
【海外の反応系】
僕は「海外の反応シリーズ」を観るのが大好きなので、これを5作紹介。

「海外の反応シリーズ」のおもしろさを理解するために、一番最初に観るべき動画。世界でどんな動画がウケているのかを、ランキング形式で紹介。馬がキノコ食ったり、ドナルドが踊り狂ったり、初音ミクが歌ったりする動画に、海外の人たちが驚き呆れ笑い……時に哲学的な思索にふける様が面白いです。『M.C.ドナルドはダンスに夢中なのか〜』はyoutubeでも超人気で、200万再生、1万コメントも集めています。

ホンダの二足歩行ロボットの紹介動画を見た海外の人々の反応。米国以外の人々は「日本スゲー」で、米国は「テロリスト対策に銃を持たせろ」とか「日本がターミネーターを作る」という反応。ロボット系の「海外の反応シリーズ」は他にもソニーのQRIOとかがあるけれど、他にも色々と紹介してほしい(ランドウォーカーとか)

EAが制作した(おバカな)戦争ゲーム『RedAlert3』に登場する旭日帝国(日本)に対する海外の反応。EAはガンダムの見過ぎ、というコメントが多数……だったが、ゲームのプレイ動画を見ると、どうもアニメ全般を見過ぎな気がする。特にショーグン・エグゼキューショナーが出てくるところの音楽なんて攻殻以外のなにものでもないし。

クリスマスか誕生日のプレゼントかで、子供たちがWiiを手に入れて狂喜乱舞する動画の詰め合わせ。こういうのを観ると、日本人でよかったな〜と思う。

GT-R(制限速度無視)と新幹線はどちらが速いかをテストするというアホな企画が面白い。外国人が日本に来るとこういう反応をするよね、という見本みたいな番組。

とりあえず、続きます。