2008-11-04 『ガリレオの苦悩』 書評一日一冊 ガリレオの苦悩作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/10/23メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 38回この商品を含むブログ (183件) を見る探偵ガリレオの最新短編集。文庫が出るまで待ってれば……と思ったものの、買いました。変化としては内海が登場したことと、不思議度合いが減ったこと。探偵ガリレオってもっと超常現象チックな事件を科学の力で解決するシリーズと思っていたのですが、事件にオカルトっぽさが薄くなって、湯川が登場する意味も薄くなってきたような気がする。と言っても、科学を利用した(もしくは不可解な)犯罪に物理学者が立ち向かうという筋立ては基本的に同じなので、シリーズものとして割り切れば面白く読める。