毀誉褒貶

金融危機のあおりを受けて、グリーンスパンへのバッシングが止まらない。ちょっと前までは金融業界のアレキサンダー大王かマルクス・アウレリウスかというくらいの人気だったのに、A級戦犯として今にもリンチされそうだ。面白かったのはナボコフの『ロリータ』の書評。

ジェイソン・ステイサムのインタビューが最高! レッドクリフ特集の続きや、バイオレンス映画(特に『デスレース2000』や『子連れ狼』に注目)の特集など、映画秘宝的に正しい内容になっている。追悼ポール・ニューマンとして『暴力脱獄』を解説。

スティール・ボール・ラン』は荒木飛呂彦諸星大二郎をマネするとこうなる的な、キリストの長い旅の話が面白かった。ストーリーそのものは最近のJOJOによくある「ラスボス戦になると話がややこしくなる」法則に入ったみたいだ。純粋にレースだけしていれば……と思わざるをえないけれども、これってどうやって決着をつけるのだろう。それと(出番が全く出ない)ポコロコや東方はどうなる?? 超絶ラッキーでポコロコが遺体を総取りとかいう展開があると面白いが……
CLOTH ROAD』は昔話が終了。チャリオットの無敵艦隊は敗北したが、ガーメント一味も無敵ではないので、これからの話の転がし方が気になる。
銃夢』は空手連合の勝ちで決定か。

バイオ燃料の特集が面白かった。あと、マンボウの知られざる生態についても。マンボウは2億匹の赤ちゃんを産む、というのは俗説であるというのを初めて知る。