雑誌

『はじめの一歩』はいよいよ宮田の戦いが始まる。僕の予想では勝利すると思うんだけれど……

北朝鮮にみる交渉術の神髄、ということで、あんだけボロボロの国がどうしてアメリカを手玉にとれるのかを解説。これはビジネスには使えないと思うけれども勉強にはなる。
民主党の候補になって、急速に「右旋回」しだしたと言われているバラク・オバマの主張を検証する記事も良かった。「名」を全面に押し出しつつ、常に「実」をとることを選ぶオバマの政治スタイルは、大統領になれたなら非常に強力な武器になりうるだろうと思う。あと、治安が回復しつつあるバグダッドで世俗的な楽しみが増えつつある、というのは久しぶりに明るいニュース。アメリカはイラクの治安を維持しつつ、アフガニスタン原理主義者を徹底的に叩くといいう二面の戦略が必要だ。

  • Pen

ロボット特集! だけど、表紙に選ばれているのがグフというのが、微妙な感じ。なぜ、グフなのか??
雑誌の価値は特集よりも、コラムやレビューなどのクオリティによって左右されると思うのだが、今回は特に興味を引くようなものはなかった。若手の写真家のフォトグラフはかなり面白かったと思う。事象をありのままとらえる「写真」という技術が、事象を突破して、想像力を刺激するという感じ。Penは紹介記事がほとんどだけれど、それにとどまらない+アルファがほしい。