人の強さ

秋葉原の事件を見ても思うのは、人の強さには「限界」があるなぁということ。フィクションだと絶対的な強さをもった人間がよく登場するけれども、現実ではどんな武道の達人であっても、どんな近代的な兵器を持った兵士でも、拳銃一丁、爆弾一つで吹き飛ぶようになっている。「負け組」と「勝ち組」の価値が100万倍あるとしても、命の数が100万倍あるわけではないから、殺す事で不均衡をイーブンにしようとする思考も生まれるのだろう。肉体的な優劣はすでに技術の発展によって均一化してしまい、だからこそメンタルを鍛えるのが重要なのだと思う。

町村官房長官、サバイバルナイフの規制強化検討 秋葉原通り魔事件受け
  町村信孝官房長官は9日午前の記者会見で、東京・秋葉原の無差別殺傷事件に使われたサバイバルナイフの規制について「よく考えなければいけない」と述べ、規制強化の在り方を検討する必要性があるとの認識を示した。(産経新聞)

「犯人は人間だから、人間を取り締まるべき」と近所のスズメが申しておりました。