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中国特集。安い労働力、世界の工場、共産党政権、チベット問題、北京オリンピック、環境汚染……色々と問題を抱えながら、21世紀の超大国になろうとしている中国なんだけれども、実際のところ中国の命運はあと30年であるのは確か。なぜかというと、30年後には毛沢東人海戦術一人っ子政策の帰結である超高齢化社会が到来してしまうからだ。それを解決することは不可能だから、外に敵をつくることになる。この号に登場する少女は、南京大虐殺で日本が37万人も中国人を殺したと学んでいる(当然、彼女は日本が嫌い)が、この数は増えていくことはあっても減ることはないだろう。反日教育を受けた世代が国家を指導するのと、高齢化社会が到来する時期は丁度リンクするから、そのときに一か八かの戦いが起きる可能性は高いと思う。
それはそれとして中国の環境汚染は本当に酷いところまで来ているみたいだ。ある日突然、黄河沿いの人々が何千万単位で死ぬとかいう出来事があっても不思議じゃない。