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最近、趣味志向の変化から、成功者の自分語りを読むのが好きになってきた。というわけで、『私の始末書』というコラムが最近面白い。今号では片山善博鳥取県知事で、人に歴史ありというか、どういった努力が人を大成させるのかを考えさせられる。特集は「整理術」で、面白かった記事としてはワタミの社長の亀田家についてのコラムと、オリンピックを控えた北京の情報と、アメリカのファッションの流行についてが良いと思う。

賭博堕天録カイジ』でついにカイジのロンが! いままで独白が二転三転した(「カイジ」の世界では独白したほうが負ける)スリリングな内容が、ここにきて一気に動いた。あの打つ手なしの状況でどこから勝利を収めることができたのか、その種明かしは次週からか。

アメリカ経済絶体絶命、といった感じの記事がならぶ。ドルがどんどん弱くなっている中、世界経済はどういう方向に向かうんだろう。石油も天井知らずの値上がりが止まらないし、国際情勢も不協和音が続く。でもバクダットは束の間の平穏が続いているらしい。グーグルを選挙に利用しようとするオバマはケアリーに勝てるのか? 年の瀬になって色々と物事が慌しくなってきた。