『時をかける少女』

去年、相当話題になった映画が早くもテレビ放映。この時期に放映ということは、反応を見てちょくちょくやるってことなのかなぁフジテレビ。
それはともかく、確かに話題になっただけあって傑作だった(『ゲド戦記』が比較対照になってしまうけれど)。こういう作品が多く世に出れば、アニメの衰退も免れるかもしれない。
物語的には序盤のタイムリープを納得させる方法が気になったけれども、結構上手く処理しているなと思った。話の大筋があって、それにあわせてキャラクターを作っているのかなぁ。主人公の行動原理に無理がないところとか勉強になる。
それはともかく、「00」だった使用回数が「01」になるところあたりで感動しまくりだった。それとキャラクターの足が速いアニメは総じて出来が良いように思う。ていうか、これは企画の段階で実写でやろうという人はいなかったのか。う〜ん、マコト役のできる女優はいまいなさそうなので、無理か。やっぱり。