選挙

行こうかなと思いつつ、行きませんでした。
結果は自民党は惨敗。大惨敗ってわけじゃないみたいだけれど、惨敗ではあるだろう。事前予想の通りで、それを覆すような大きなネタがなかったのが安倍晋三にとって痛かったところか。民主党は四国でほとんど議席を取っているところなどをみると、小沢流ドブ板選挙が功を奏したようだ。従来だと自民党が地上戦を展開して、民主党が空中戦を展開するという図式だったのが、今回は自民党が有効な手を打てずに風任せの選挙をしてしまった。
今回の選挙を踏まえて、

1.明日の株価はやや下げ〜下げ
自民敗北は折込ずみだったわけだけれど、これで安倍晋三の成長路線は躓いたので、海外からの資金の流入が一時的に滞ると思う。
2.議会運営は実は大丈夫??
参議院選挙以前にあらかた重要法案を通しまくったので、(安倍晋三として)性急に通さなければならないという法案はないっぽい。となると、自民党は持久戦の構えで民主党に対するのではないか。何にせよ衆議院は三百議席あるのだし。しかし持久戦となると……
3.安倍晋三の続投は無理???
非常に素晴らしいスタートダッシュをした安倍晋三には残念ですが、ここらでトップの頭を付け替えて、自民党的な自民党政治を復活させようとする動きがでることは必至。とくに保守王国と言われる県で負けたところが多いので、金と利権とおこぼれの政治で箍を締めなおす必要があるのでは。
4.年金問題とかは泥沼化する可能性が
気勢の上がる野党は年金問題を解決されると困るので、自民党の改革案をことごとく拒否して、泥沼の年金地獄に政府を引きずり込む。それを見越して、自民党も当分は選挙が無いので特に改革しようともしないかもしれない。
5.北朝鮮問題はもうどうにもならない。
政治が停滞すると外交も停滞するので、仕方ないけれども特に進展も望めず、誰も望まない着地点に降りてしまう可能性が高い。
6.政界再編はある?
惨敗の結果を受けて、自民党が大荒れした場合は政界再編が起こる可能性がある。

こんなことを考えてみた。日本にとっては、自民党の敗北は短期的(一ヶ月〜1年)には悪影響のほうが多いけれども、中長期的には良い影響のほうが多いと思う。なにはともあれ、政治の世界で野党の強い部分ができたというのは、面白いことだ。

  • サッカー

深夜にしているのを観て思ったのだが、1人も2人も少ない韓国相手にあの体たらくじゃあ何をどうしろというのか。いつも思うのだけれど、日本はそこそこの相手に気持ちの良い勝ち方ができるようにならないと、ワールドカップで勝つのは難しいのではないかな??