休みも5日目

気が付けば、九連休の半分を消化してしまった。という男、浅井健一です。やってることといえば、ゲームとゲームとゲームとか。まあ、それでもいいじゃないかと思いつつ、それもこれも金がないのが一番の元凶なんだと夜空に叫んでいます。株価は匍匐前進といったところ。全投資額から言えば2000円程度しか儲けていない現状だけれど、大きく飛翔できる素地は……とか考えたりもする。やはり四月期の下落は痛かった。早めの「損切り」はやっぱり大切だよね、ということと、慌てず騒がず腰を落ち着けて相場を見守りたいというところ。

終了間際まで行ったので感想。
FF12といえば、大きすぎる話に吊り合っていない長尺が、まるで消化されていない映画を観るようだったと評判の作品だと思うけれど、今作もその遺伝子をしっかりと受け継いでいるようだ。良かった点は、DSの能力の限界を超えたかのようなグラフィック……だけかなぁというところ。ゲーム性はギリギリ及第点。ストーリーは、女王とか皇帝とかが出てきた時点で死んだかなと思う(というか、バッカモナンをレギュラーにしろよと)ものの、まあまあ楽しめるものになっていた。やっぱり一番の問題点は、キモとなる召喚バトルか。これ、ゲーム的に成功しているとは言いがたいものだと思う。シュミレーションRPGなんだから、FFTのシステムをそのまま流用すればよかったんじゃないかなと。(ていうか、ゲーム性は『ブリガンダイン』を思い出してしまった)

あまり期待していないタイトルだったけれども、意外にも楽しめた。なんというか、「三国志の世界と戦国の世界が融合」という、今時中学生も考えないような内容が、無双シリーズの濃いキャラクターによって奇跡の融合を果たしたという感じ。これは『猛将伝』が出たら買っちゃうかもしれない。良かった点は、一にも二にもゲームとして成立しているということ。無双らしさが良く表現できていると思う。残念な点は、『蜀』『呉』『魏』『戦国』しかストーリーがないということと、イベントがないこと。これは、容量的な問題があるのだろうけれども、ゲームとしての深みがあまり感じられなかった。やはりやるのだったら、三国志の各君主視点の『蜀2』『呉2』『魏2』と、他勢力(呂布ね)と、武田信玄上杉謙信の『戦国2』、そしてオロチ視点のストーリーが欲しい。

無双OROCHI(通常版)

無双OROCHI(通常版)