散髪

僕の住まいの近くにはいくつも床屋がある。最近1000円くらいで切ってくれる店を発見してそこを利用している。カットだけだから30分も掛からないし、1000円だからとても安い。これまでは3000円くらいの店で切っていたけれども、サービスの差はそこまで変わらない(髭剃りもシャンプーも自分で出来るし)わけだから、これからも利用しようと思う。聞くと、こういう1000円でカットする床屋というのは、組合に入っていない店らしい。組合は業界が困らないように、最低価格というのを設定しているのだ。こういう話はどこでも耳にするが、なんとなく「死にいたる病」という言葉が頭に浮かんだ。

エアバスについての続報。

黒字分岐点270機→420機に エアバスA380
 英公共放送BBC(電子版)によると、欧州航空機大手エアバスの親会社EADSは、エアバス製超大型旅客機A380の採算が黒字となる販売機数の分岐点を、これまでの270機から420機に引き上げた。たび重なる納期遅れに伴う費用が増加することが理由で、経営立て直しには予想以上の時間がかかりそうだ。(フジサンケイ ビジネスアイ)

宮崎アニメから出てきたような超巨大ジャンボジェットA380を引っさげて、去年は向かうところ敵なしの状態だったエアバスが大失速。偉い人がころころ変わって、納期も遅れ……の状態らしい。

日曜日の『たかじんのそこまで言って委員会』では人気低迷するスポーツの話が出ていた。プロ野球(巨人)の人気が凋落し、相対的に他球団(と、その他のスポーツ)の人気が上昇しているのだと思う。プロ野球に限って言えば、巨人戦の放映権料を頼りにしてきた経営体質から脱皮して、地域に根ざした球団経営をしようという過渡期に、旧体質の凋落が目立って、このような話が出てきたのだろうと思う。
と、それとは別に、やはりプロスポーツには「ショー」としての立場からスターの存在か欠かせないだろう。スターには物語が必要で、最近の一番の成功例は亀田兄弟なんだろうけれども、輝かしい物語というのは自分が作るものなのか、それとも他人が作るものなのか、そこは意見が分かれるところだ。