暖かい

TVの外国人枠には、まだニッチな部分がたくさんあって、その一つが『インテリ黒人枠』だと思う。黒人といえば、今までイロモノの文脈で語られてきたけれども、そういう既成概念を覆す土壌はできつつある。というのも、フランスではアフリカ系アナウンサー、アリー・ロゼルマックという人が、ニュース番組のメインキャスターに就いて、評判も上々らしいからだ。僕が思うに日本での『インテリ黒人枠』は、これまでウィッキーさんによる寡占状態が続いていたと思う。しかし、ウィッキーさんですら、キャラクターが面白がられたところがあり、オスマン・サンコンやボビーに至っては、インテリジェンスな部分は求められなかった。で、だからこそ、ここで真面目なニュース番組に『インテリ黒人』が登場すれば、一気に話題となる可能性が高い。
日本でもニュース番組のコメンテーターなどで、デーブ・スペクターの代わりに黒人を置いて、北朝鮮問題とかを真面目に語らせれば新鮮で面白いと思う。問題はそういう人材がいるのかなぁ……ということ。ソフトバンクのCMに出てくる「予想ガイ」みたいなルックスで、世界情勢に詳しくて、性格は冷静で分析的にして保守的、そしてテレビ出演を快諾する黒人……探せばどこかにいると思う。
CMといえば、CMで「続きはwebで!」というのがあるけれど、あれって何気にデジタルデバイドな感じがする。というか、インターネットを日常的に利用している人というのは、実数としてどれくらいいるのだろう。mixiは500万人くらい会員がいるようだけれど、そのうちの相当数が被っていたり幽霊だったりする可能性は高い。データによると、1500万人くらいがインターネット接続サービスの利用者数らしい。でも、1500万人がそのまま日常的にインターネットを利用しているわけではないだろうし、世帯ということを考えると、増減はありそうだ。それでも、1000万人は上回らないような気がする。そう考えると、「続きはwebで!」CMはあるべき顧客を10分の1に減らす下策なのではないだろうか。

  • 日常生活

あややじゃないんですが、僕は以前から顎関節症なのです。うつぶせで寝るから、あごに負担が掛かり、しかも食事のときに左側の歯しか使わないので、余計に悪いのです。口が開かなかったり、パキポキ音がしたりと、非情に面倒です。うつぶせ寝は無呼吸症候群になる可能性も高いし、あまり良いことはないのだけれど、癖だから直らない。直さなければだめだと思うのだが。

う〜ん、可哀想な職場環境のYouTubeYouTubeはピザ屋の二階にある)にとっては、願ったりかなったりなんだろうけれど、Googleのメリットはどこにあるんだろう。

  • 核実験続報

北朝鮮の核実験「どちらかといえば失敗」…米政府
 【ワシントン=坂元隆】米ワシントン・ポスト紙(電子版)が米政府当局者の話として9日報じたところによると、北朝鮮の核実験場とされる場所からの地震波は小規模で、実際に核爆発だったのかどうか判断がつきかねるほどだという。
 この当局者は、政府の分析チームは核実験を「どちらかといえば失敗」とみている、と述べた。
 FOXテレビも、米政府高官が、北朝鮮の核爆発が予想より小規模であり、「当初求めていた成果を達成できなかったのではないか」と述べたことを伝えた。
(2006年10月9日18時56分 読売新聞)

核実験に「どちらかといえば失敗」などという区分があるというのにビックリ。僕は「成功」か「失敗」かどちらかしかないと思っていたわけで。プルトニウム型というのは、プルトニウムに均等に圧力をかけなければならないらしく、技術的に難しいとテレビで言っていた。この報道が本当なら、北朝鮮はどういう行動に出るだろうか。続けて実験を行うか、それとも亀になるか。大きな賭けに出たのに、期待した結果が得られず、相手に口実ばかり与えることになってしまったとなると、北朝鮮としては良いところが何一つない。経済制裁北朝鮮困窮→拉致問題解決となれば、日本にとって一番良いシナリオなんだろうけれど……