色々

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なんと『ヤマカム』がプレイボーイに紹介されていたという衝撃。ヤマカムといえば、漫画レビューサイトの中ではカリスマ的な存在で、最も有名なところでいえば「赤松vs久米田」の推移を追ったレポートが一番面白いと思うのだけれども、残念ながらコラムでは「ヤムチャの戦績」という微妙な話題を紹介していた。そういえば『ヤマカム』で話題になっていたヤングガンガンの萌え麻雀漫画を、本屋で立ち読みする。あ、なるほどと思うこの奇天烈さ。麻雀漫画といえば血を抜いたり、東京ドームで麻雀したり、ヤクザの変なジンクスに絡まれたりと、裾野は広く深いのだけれども、萌えまで吸収してしまうものだったのかと、あらためて中国の凄さを思い知った(嘘)。『キン肉マンⅡ世』はようやく微妙な試合が終わって、次週ついにクマが登場。そのオーバーボディの中に何が入っているのだろうか。

下諏訪の連続放火魔くまぇりの記事が見所か。やはり功名心に囚われると、人は滑稽な脆さを露呈してしまうなと感じさせられた。『だめんずウォーカー』はブルースが出てきたときだけ面白い。この漫画は「一発性のキャラ漫画」なので、ブルースのように複数回の使用に耐えられる存在は稀有だ。文芸アウトローズの対談は、駅弁話ということで興味ないのでパス。鴻上尚史のコラムは前々回からの続きで、これで完結といったところか。僕が思うに、国が漫画やアニメというコンテンツに金を出すのはどうかと思う。それよりも、そういうコンテンツを支えるものに金を使うべき。例えば本屋に助成金を出したり、イベントに土地を貸したり。日本人は日本のコンテンツについて、もっと体系的な調査をするべきではないだろうか。流行やトレンドを追うというのも、立派な仕事だと思うけれども。