ナショナル・ジオグラフィック

ユダの福音書」の特集、「ローマの地下下水道」の特集、パンダの特集が面白かった。ユダの福音書って、それが事実であるかは解らないものの、物議をかもす内容だと思う。キリスト教にはキリストの肉筆が残されていないし、伝聞による物語がほとんどなので、原始的な資料が出てくると、その成立過程がまた解明されるかもしれない。ローマの地下下水道の記事は、二千年以上前のああいう遺跡が、大都市の地下に眠っているのが不思議。日本で天孫降臨とか云々しているときに、下水道とか上水道とかのインフラ整備をしているローマには正直驚かされる。驚かされるといえば、パンダの飼育法が発展していて、もう生後まもなく死ぬということがほとんどないということ。かつては絶滅寸前、と言われていたけれども、中国の広大な領土のなかでパンダが増え続けるのも不可能ではないみたいだ。ちっちゃなパンダが横に並んでいる写真が可愛かった。後はアメリカの地方の写真とか。写真が良いと、目にも楽しい。