スリラーと無敵艦隊

昨日、携帯電話に入っていた留守電を再生してみると、
「詐欺罪で警察に訴える」
という内容のものが入っていた。
振り込め詐欺か! と思ったけれど、前の仕事のことでのトラブルかも……という心配もあったので、心臓がドキドキしっぱなしだった。もし僕の方に非があるなら、少ない貯金でどうにかなるだろうか……とか、そういうことを考えたりした。結局、事情を聞いてみようと思い、その相手に電話をしてみた。本来は、リダイアルしてはいけないみたいなのだが、言い分を聞いてから切るなり無視するなりしようと思ったのだ。
で、結局、間違い電話だった。
馬鹿者!
前科一犯になるかと、本気で心配したよ僕は。
ワールドカップ中ず〜〜っと思っていたのだが、スペインのチームを「無敵艦隊」と比喩するのは、どうなのかと。本人達は、結局はイギリスに負けてしまった艦隊の名を付けられることを、どう思っているのだろう。なんだか名前が「強いけれども負けてしまう」ことを前提にしているような気がする。と思ったら、フランスに負けてしまった。ロナウドに続き、ジダンも復活か。で、この両者が次戦はバトルする。ロナウドはもう得点王として歴史に名が残るから思い残すことはないのかな。ジダンは引退前の花火を打ち上げたい気持ちがヒシヒシと伝わってきて、応援したくなる。でも、ロイターの予選での評、

ジダンの脱毛を上回る速度で帝国が崩壊中」

というのはどうなのだろう。予選で2試合続けて勝てなかったときのものだけれど、スペインに勝てて良かったね、と思った。