色々

週刊アスキー」は切ることにしました。立ち読みで十二分。

「岡山は日本のテキサス」という三池監督の名言が笑えた。そして、でた!
カルト映画50選!
先月の『ベストバウト50選』よりも気合いが入っていて、ちゃんとレビューしています。内容は、カルトを語らせれば日本一な映画秘宝が送る、カルト好きも大納得な内容。カルト映画といえば『ピンク・フラミンゴ』であり『エル・ポト』であり『ロッキー・ホラーショー』であり『スカーフェイス』であり『バーバレラ』なのだ! という感じ。素晴らしいですねレビューが素晴らしい。こういう一つ一つの映画についてコメントを入れる作業は、とても大変だと思うのですが、頑張ってください。選択眼が良い雑誌は読者からも愛されるという見本だと思う。

「一陣会」怖え〜。というわけで、暴走する若者のセックスと暴力という内容が目を引く『クーリエ・ジャポン』ですが、韓国の未成年犯罪組織「一陣会」の記事が面白かった。小中高の不良を組織化した「一陣会」では、恐喝・暴力・強姦のオンパレード。最近では「一陣会」に憧れる女子中学生の犯罪が目立っているという。韓流韓流といいますが、こういう素地があって昨今の武装スリ団とかがあるのかなと。日本のマスコミは口が裂けても報道しない暗部も、『クーリエ・ジャポン』なら取り上げますといったところか。
それとは別に、アメリカ発のギャング集団の記事も怖かった。あまりに無軌道で部族化した集団と言いますか、そういう若者のギャングがアメリカから南米に広まっているみたいです。顔に入れ墨いれたり、幹部になるには最低一人警官を殺さねばならないとか、上半身裸でマシンガンを持って彷徨いたりとやりたい放題。それが20万人もいるらしいですよ奥さん! 「俺たちに明日はない」と思っている人たちに、どうやって愛と希望を説けばよいのかなぁと本気で思ってしまいますよ。
東京を文化生産地として着目した記事は、外国人目線で面白い。日本人は東京の良さなどあまり理解できないのだが、外国人の目からは「超新鮮」なのだ。今や文化の生産地は「ニューヨーク」「パリ」「東京」ということらしい。と、いうのはまあ事情通なメディアならどこも紹介するところなのだが、面白いのはつい十年前までは「猿まね」という形容が一般的だったのに、今では巨大な「オリジナリティ」を誰もが認めているということ。「文化的」で「地域的」だと人間は途方もない独創性を発揮するらしい。そういうことを考えながら読むと良いかも。
タイの糸織りのレポートや、インド相撲の写真も良かった。インド相撲って泥だらけで戦うんですね〜。いずれも劣らぬ強者揃いという感じでした。

  • マガジン

クロ高』は本当に終わっていました。
さよなら絶望先生』は「旧」をキーワードにあれこれ。旧ポルポト派は笑った。アジア的優しさで結婚すればいいのにと思ったり。
『はじめの一歩』はラリアットでしたというオチw いや、それでも一回転したら死ぬよ普通。
ネギま!』は色々アーティファクトが登場。今週からまた修行編? 色々と読み手を引っ張る手管を持っていて、とても巧いなぁと常々思う。伏線とか貼りまくってるし、心を擽る仕掛けが満載だ。

『TOUGH』のカレリンっぽい人は次週で負けそう。アマレスは華がないから総合格闘技系の漫画では負け役になっちゃうのかなぁ。