ニューズウィークとかペンとか

『煙草が犯罪になる日』という特集がなんとも面白くなさそうだと思った今週のニューズウィークですが、面白い記事はちらほら。アメリカは世界最強なんだけれど、外交的には本当に手詰まりなんだなぁと思うものの、イランや北朝鮮に対する対応を本気で考えているのも、この国ぐらいなので世界はもっとしっかりしてほしいと思う。
そういうわけで面白いなぁと思った記事は、まず韓国で右翼主義的な勢力が出てき始めていて盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領がピンチという記事。「反日」掲げりゃ支持率アップでそちらの大統領職は気楽でいいですね、と思っていたら、やはり韓国国内でも相当な突き上げがあるらしい。「権力を握った左翼は理想でものを言うから困る。理想は現実と相容れないから、国民にとって耳障りの良いものに必ずなる」とは誰の言葉だったか。総連と民潭が歴史的和解というニュースを見て、将来を思うに、アメリカ軍の再編次第で朝鮮半島の赤化統一も夢ではなくなったような気がする。
次はフランスの大統領選挙の行方。シラク後の大統領候補の最右翼とみなされていたドミニク・ガルゾー・ド=ビルパンが、雇用問題に端を発した全仏デモで失脚。戦いは、サルコジ内相とロワイアル女史の一騎打ちの様相を呈しているらしい。サルコジといえば「エスプリの効いた貴族チックなおフランス様」にあって、「でも外人部隊も持ってるでよ」的な超飛び道具の印象が強い。治安とかテロとかに強くて、言動も過激。移民による暴動では「社会のクズ」という名言を吐いた方ですが、未だにナポレオンを信奉する人々を中心に支持が集まっているみたいです。ロワイアル女史は野党社会党のトップで、サルコジドビルパンの争いに乗じて、ぐんぐん存在感を強めています。二十一世紀欧州は女性の時代か(昔からだけど、超保守なフランスが女性大統領を選べば、いろいろな意味で時代を感じさせる)。でも、大統領はサルコジでいいと思うけどね。リュック・ベッソンの映画に出てきそうな容姿が面白そうでw
それと、イルカは互いの名前を認識し、呼び合っているらしい。驚かないけど、それを解明しようとする科学には驚きが隠せない。

  • pen

蕎麦屋特集。てか、地方に住んでいるので、いけない店ばっかりだ。