『よつばと！』（５）

『よつばと！』と言えば、はてなではこう紹介されています。

ちょっと変わった女の子・よつばちゃんのお話です。
現在「月刊コミック電撃大王」にて好評連載中。
前作あずまんが大王にもみられた「なにげない日常」の描写に優れた作品で、
誰もが体験したような楽しい毎日の日常風景のなかに、
どこか癒されるようなあたたかい笑いがとりこまれている。
読んでいて和む独特の作風から子供から大人まで幅広い読者層を持つ。

というわけで、非常に素晴らしい漫画『よつばと！』なんですが、今更語ることもないような……というのが正直なところ。物語の展開のさせ方や会話などは下手な小説よりも面白い。ていうか、こういう「何気ない日常」ものって純文学の領域だと思うのだが、純文学が自らの「重み」でもって沈んでいく一方、この漫画が「軽み」でもって評価されているというのはどうだろう。５巻は、僕が４巻を買ったときに続きを読みたくて電撃大王を買い、そこに収録されていた「ダンボー」の回から、海に行くところまで。一部にあった「夏休みで終わりでは？」予測はどうも外れたみたいです。『よつばと！』を買うと、続きが読みたくなって仕方ないから困る。でも、電撃大王を買うのはむっちゃ恥ずかしい。どうするんだ、というところで、一巻から順に読み返す。
日常っていいな、と思った。もっと一日を大切にしよう。
それはともかく、地方に住んでいると発売日と店頭に並ぶ日が違いすぎる。こういうのってどうにかならないのだろうか。全国一斉発売方式を整えたりとかどうだろう？　ａｍａｚｏｎとかで買えば、発売日に届くのかな？　よ〜解らんが、試してみようと思わないこともない。

よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5))