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恒例の映画特集だったのだが、これがまた意外に面白くなかった。『スーパーマン』とシャロン・ストーンジョージ・クルーニー。DVDの紹介のほうも、大衆に迎合しているような感じが否めなかった。ロシア人監督の昭和天皇映画『太陽』の記事はそこそこ面白かったけれど、日本では公開されないんだよね〜。newsweekなどを読むと顕著だが、どうも日本人が思う「天皇」と外国人が思う「天皇」は決定的な差違があって、それを埋めることは難しいのではないかと考える。国家と支配者と被支配者の関係は複雑怪奇で、誰もが思うほどに簡単ではないような気がするからだ。
竹島についての記事は、なんで韓国の韓国人記者の主張が一方的に載っているんだと思わなくもないが、日本全体でみればこういう記事は希少なので、バランスをとりたいのだろう。でも、newsweekなんだから、第三国の記者ができるだけ公平な目で問題点を明らかにしてほしかった。
エジプトのファラオ、ハトシェプストの記事は面白かった。人に歴史あり、ということ。