ジュンク堂で買いたかった本・漫画

まずは、本から紹介していきましょう。といっても、僕は小説は読まないので、学術書というか歴史書というか、そういう類の本になってしまうのですが、『水車・風車・機関車―機械文明発生の歴史』を買いたかったです。これはどういう内容かというと、産業革命以前の人類の機械文明をテーマにしているようです。つまり、水車とか、風車とか、水車も風車も小麦の粉引きに使用されたりしていたのですが、なかなかこれを「機械文明」とは一般人は思わないのですが、それを論じるのが研究者の仕事と言えるでしょう。ただし、高い! 学術書一般に言えることですが、総じて値段が高すぎます。

水車・風車・機関車―機械文明発生の歴史

水車・風車・機関車―機械文明発生の歴史

次に漫画。
スティール・ボール・ラン』の七巻。天才漫画家、荒木飛呂彦の連載漫画です。
この巻ではフェルディナンド博士からガウチョの死までの三話が掲載されています。ディオは人間をやめて恐竜になってしまいました。口から胃石を発射するという、(馬の癖を読む、風圧シールド走法に次ぐ)新たなテクニックを見せてくれます。フェルディナンド博士のヨッシーに乗ったマリオを彷彿とさせる登場シーンも笑えるが、薔薇を首周りに飾っているファッションも何気にスゴイ。スゴイといえば、ホットパンツの名前もスゴイ。そして、SBR最高のキャラであるに違いないリンゴォの髑髏髭と「感謝いたします」が、またまた狂った魅力を醸し出しています。
しかし、たった三話では少なすぎるのではないか? これはウルトラジャンプに移籍してからの荒木飛呂彦が、毎月60ページという怪物的な分量で連載しているからなのです。とは言っても、単行本ならではの「おまけ」も載せてほしかったというのが正直なところか。週刊誌から月刊誌に移ってどうなることかと心配されていましたが、現在は絶好調のようで、内容・絵ともに荒木信者を唸らせています。当然、ジュンク堂で買いたいな〜と思ったのですが、経済的な事情で断念。まあ、リンゴォ・ロードアゲインとの死闘は次巻に持ち越しなので、問題ありません。
STEEL BALL RUN vol.7―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (7) (ジャンプコミックス)

STEEL BALL RUN vol.7―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (7) (ジャンプコミックス)

で、ウルトラジャンプ繋がりで、『CLOTH ROAD』最近読んでいるのですが、世界設定がなかなか面白いみたいです。現在は、変な天下一武道大会が行われているみたいですが、最初から読んでみたい。あらずじを見ると、どうもSFみたいですね。コンピューターが被服化した世界というのは、途中から読んでても分かったのですが……
CLOTH ROAD 1 (ヤングジャンプコミックス)

CLOTH ROAD 1 (ヤングジャンプコミックス)

最後に、これは本当に(金がなくても)買いたかった『風の谷のナウシカ』。三巻くらいまでは読んだ記憶があるのですが、最近、映画を観て(映画版はたぶん十回くらい観ている)、現在にも通じる深いテーマを感じたので、改めて読みたいと思いました。一巻だけ立ち読みが可能だったので、パラパラめくって読んだのですが、映画の筋とほぼ同じながらも、やはり漫画版のほうが内容が豊富でした。宮崎駿関係のは一通り揃えたいのですが……
風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)