『ネットノベル・パーフェクトガイド』

世の中にあまたある小説系ホームページを何百と紹介したガイドブック、ということになるのでしょうが、僕にとっては『銀河ヒッチハイクガイド』よりも身近な本です。理由は僕の小説が完全掲載されているから!

ネットノベル・パーフェクトガイド

ネットノベル・パーフェクトガイド

表紙にも、こっそり僕の名前が載っています♪
この本には、ブランバーの年間最優秀作品に選ばれた『大口』が掲載されています。『大口』というのは宮崎県の無職の男性(妻あり)の自宅の庭に、大きな口が現れるという超常現象(?)をあつかった小説で、グロテスク描写や暴力描写が満載という、当時の僕の精神状態が端的に現れています。活字にされると、また別の味わいがあってよいですね〜。時々読み直したりして、一人悦に入ったりします。
ガイドブックとしてはURLが間違っていたり、写真が別のものになっていたり、校正が甘かったりするので、価値としてはどうかと思うのですが、僕も(少しだけ)関わった本なので、この試みが成功して第二弾第三弾の『ネットノベル・パーフェクトガイド』が発売されると面白いかと思います。