長い休みの終わり

先週の土日は肉体労働をしていたので、今週の休みは本当に「久々」という気になる。だが、社内の事情による宙ぶらりんな「超」暇状態が今週で一つの区切りを迎えるわけで、来週からは目標を持って仕事をする日々が続くことになる。この辺は失敗と成功の経験を生かして頑張っていきたい。まあ、一ヶ月も椅子に座っていれば、問題点の一つや二つが見えてくるわけで……そこが面白いっちゃあ面白い。

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金正日はすでにファンタジーの世界の住人になっているような気がしないでもない。

金総書記、平壌の会員制ゴルフクラブで11ものホールインワン達成 - 北朝鮮
平壌/北朝鮮 6日 AFP】金正日キム・ジョンイル、Kim Jong Il)総書記は、世界でも類をみないスポーツ施設であろう会員限定のPyongyang Golf Clubで、1ラウンドのうち合計11ホールでホールインワンを達成したという。金総書記の卓越した才能は、核兵器による瀬戸際外交にとどまらない。「将軍様」の個人崇拝の徹底化に尽力する北朝鮮の宣伝機関は、パー72、7700ヤードのコースで成し遂げた金総書記の偉業に、熱狂的な称賛を送った。(c) AFP/Shingo ITO

それが実力なら、プロゴルファーとして世界を巡ったほうが、(偽札を作るよりも)余程の資金集めになると思う。

次に、昔の独裁者の話。

世界に2台 ヒトラー発注の車競売へ

 ナチス・ドイツヒトラーが「ドイツの技術」を誇示するために造らせたレーシングカーが、来年2月17日にパリで競売にかけられることになった。主催する競売会社クリスティーズ担当者が7日、明らかにした。同社は600万ポンド(約13億5000万円)の値が付くと予想している。同型車は世界に2台しか現存していないという。

 この車は、1939年製のアウトウニオン「Dタイプ」。400馬力以上のエンジンを持ち、最高時速は約300キロ。39年のベオグラード・グランプリなどで優勝した実績がある。フォルクスワーゲン「ビートル」の設計で知られるフェルディナント・ポルシェ氏にヒトラーが「最強の車」製造を要請した。第二次大戦後にソ連軍が研究のため持ち帰って分解。各部品が英国に渡り、完全に再現された。 (共同)

この話は、ポルシェ氏にヒトラースターリンの二人がラブコールを送ったけれども、スターリンが「大衆車を作ってほしい」と言ったのに対して、ヒトラーが「世界最速の車を作らせてやるから、その前に大衆車を作れ!」と言ってポルシェ氏を篭絡し、フォルクスワーゲンを作らせたとか何とかという話を、かなり昔に聞いたことがある。ヒトラーは天才の扱いが上手く、スターリンは天才の扱い方が下手糞で、他の分野の天才をことごとく殺している。どちらも碌なもんじゃないのは共通しているが。

ホワイトカラーなんとか

僕は↓の話は、皆とちょっと違う意見を持っている。

「1日8時間」を除外、厚労省が新労働ルール案提出 (読売新聞)
 厚生労働省は8日、高収入の事務職サラリーマンらを1日8時間の労働時間規制から除外する制度の導入を柱とする新しい労働ルールの最終報告書案、を労働政策審議会労働条件分科会(分科会長=西村健一郎・京大大学院教授)に提出した。

 分科会は年内にも最終報告をまとめ、政府は来年の通常国会に関連法案を提出する予定だ。

 工場労働者らを想定して作られた現行の労働基準法は、1日8時間、週40時間を法定労働時間と定め、これを超える労働は残業となる。新たな「自由度の高い労働時間制」では、規制から除外された労働者は、自らの判断で1日の労働時間を調整できるため、働き方が大きく変わる。
[ 2006年12月8日21時11分 ]

いわゆる「ホワイトカラーエグゼンプション」というもので、これで残業代がなくなる云々という話になって、世の中は反対の声が根強い。だけど、僕なんか「営業手当」は貰っても「残業代」は貰っていないので、正直どうでも良い話のような気がする。正直なところ残業代をちゃんと計算して払っている企業なんて、(一次二次産業を除外して)一体どれくらいあるのだろうか。そういう意味で、僕は反対ではないという立場。
まあ、「企業の負担を減らせば、廻りまわって労働者へと利益が還元される」というミルトン・フリードマンの考えに従えば、あながち間違った政策でもないような気がする。けれども、日本の企業は往々にして社員を奉公人と思っている節があるので、その辺の上手い誘導策が必要であるとは思う。