『キック・アス』
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: Blu-ray
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それだけ!
人が死にまくり! むちゃくちゃ痛い。『ウォッチメン』が「現実にスーパーヒーローがいたら?」という世界を描いていたのに対し、『キック・アス』は「現実にヒーローがいたら?」という世界を描いています。現実なので痛いのです。現実なのでヒーローは銃を使いまくりです。現実なので足とかが切断されます。そんな中、キック・アスに変身する男の子がどんどん格好良くなっていく。
とにかく、父親に調教されて殺人マシーンになったヒットガールがこの映画の全て。防弾チョッキを着せられて銃撃を受ける訓練とか、どんなマゾでもやらないことを11歳の少女がやってます。倫理的に児童ポルノよりもまずいんじゃないのと思うほどだけれど、マンガの世界だからいいのか。復讐が全部終わると、普通の(?)女の子に戻ってるしね。あと、主人公『キック・アス』は人殺しにならないほうが良かったんでないか。その辺の重みをこの映画ではアッサリと突き抜けてしまう。
『スコット・ピルグリム』はそこそこイケてる女の子も読む漫画なんだねぇ。