経済的なニュースとか

5月5日の「子供の日」か……どうでもいい。

日産自がNY市「イエローキャブ」納入契約を受注、総額10億ドル
 [ニューヨーク 3日 ロイター] 日産自動車<7201.T>は、「イエローキャブ」の愛称で親しまれるニューヨーク市のタクシーの新型車両納入契約を受注した。ブルームバーグ市長が3日、明らかにした。(ロイター)

アメリカだからアメ車でないとダメ、とかそういう馬鹿な呪縛からは無縁なところがいいなぁ。日本だったら、例えば現代自動車(フォードでもベンツでもいいけれど)がタクシーに採用されたとかニュースになると、非難の大合唱だと思う。でも、ミニバンタイプのタクシーなので、ちょっと違和感があるのは誰もがそうらしく、「変な車」呼ばわりされている模様。ゆくゆくは電気自動車としても使えるようにするらしく、日産の世界戦略に弾みがつくなぁと思った。
そういえば、北米自動車業界の南北戦争はどうなったのだろう? GMが復活してきたので小康状態といったところだろうか?

原発事故でガソリン余剰も=重油の副産物、価格抑制に
時事通信 5月3日(火)15時0分配信
 東京電力福島第1原子力発電所の事故に伴う電力不足対策で火力発電の割合が高まり、燃料となる重油の需要が拡大。石油元売りは増産などで対応するが、精製過程でガソリンも生産される。東日本大震災の発生直後に被災地や首都圏で燃料不足が深刻化したが一転、余剰になるとの見方が出ている。
 福島原発停止を受け、東電は火力発電所の復旧や再稼働で供給力の積み増しを図っている。2007年7月の新潟県中越沖地震の影響で、柏崎刈羽原発が停止した際にも重油の消費が増加。資源エネルギー庁の調べでは、同年度の電力会社による重油の調達量は前年度比55%増の1189万キロリットルと急増した。
 元売りは、東電の要請に応じて重油の供給を増やす方針。ただ、原油を精製すると、重油以外の製品も一定割合できる。ガソリンの消費量はエコカーの普及や若者の車離れを背景に、04年度以降は減少傾向にある。また、「震災以降は自粛ムードが強い」(JX日鉱日石エネルギー)。石油連盟の天坊昭彦会長は「収益性の低い重油のためにガソリンや灯油が余るのは困る」と懸念する。
 店頭価格への影響を指摘する声もある。原油相場は産油国の政情不安で高騰しているが、野村証券の大越龍文シニアエコノミストは「重油増産で製油所の稼働率が上がれば、ガソリンの需給は緩み、原油高でも価格が抑えられる」とみている。 

あちらを立てればこちらが立たず、という話。火力発電所重油を使うとCO2の排出とかで環境には良くないので、早く天然ガスへの転換を図ると良いと思う。天然ガスはロシアから輸入するとかして。あと、メタンハイドレードってこういうのに使えないのだろうか。資源戦争でいつも話に上がっているけれども、実際に使っているという話はトンと聞かない資源だなぁ。