妖撃隊の話とか(2)

昨日見た、NHKの討論番組が面白かった。(NHK・民放の)テレビの敵はネットじゃなくてケーブルテレビだと思うんだが、そこの辺りの話はなかったのが残念。

  • 妖撃隊

昨日の続きで妖撃隊のリメイク案を徒然と考えます。


【妖撃隊、今だったら……】
11.武器と政治影響力
武器は強力なものほど妖魔や狂信者に対して効果がありますが、日本では銃刀法という法律があるため、誰もがライアットやブラックホークを持てるわけではありません。オリジナルでは超法規的集団ということで黙認されていましたが、リメイク案では妖撃隊に『政治影響力』というパラメーターを与え、これに応じて装備できる武器が変わるというシステムを導入します。武器には大まかに『格闘武器』『打撃武器』『刀剣』『銃(軽)』『銃(重)』に分かれ、スタート時には『打撃武器』と『格闘武器』でしか活動できません。

『格闘武器』『打撃武器』『刀剣』には戦闘スキル『格闘』『打撃』と、相手が妖魔である場合は超能力スキル『破魔』による修正が入ります。『銃』の場合は、戦闘スキル『射撃』による修正のみが入ります。オリジナルでは幽霊には攻撃が利きませんでしたが、リメイク案では体力と精神という分け方をやめます。



12.スペシャルスキル考察
オリジナルではスペシャルスキルは「イベントに(アクセント的な)効果がある」のと「○○恐怖症のダメージ」しか影響ありませんでしたが、リメイク案では劇的な変化を加えることにします。というのも、キャラクターごとのステータスが「探索力」で一本化させるために、通常スキルともう一つ固定のスペシャルスキルを用意することで、ゲームに複雑さを与えるのが目的です。
スペシャルスキルは「探索」「イベント」「組織運営」の三つに影響を与えます。例えば、『警察』スキルを持っている隊員は、「探索で警察の援助を受けやすくなる」「政治影響力に関係なく銃(軽)を装備できる」「諜報(一般)に上方修正」などのプラス面と、「探索で違法行為ができない」「犯罪組織(犯罪者)と敵対」などのマイナス面があります。スペシャルスキルがどのような効果があるかは基本的に表示されますが、イベントなどに絡むものは表示されません。リメイク案ではスペシャルスキルがどのキャラクターも最低4〜5個つく予定で、これにより、探索や諜報に思いもよらない効果が現れていきます。
スペシャルスキル サンプル)
『金持ち』……毎月の予算に臨時収入がプラスされます。序盤〜中盤にかけて非常にありがたい能力。
『貧乏』……能力以上の給与を要求します。
『ミーハー』……『芸能人』スキルを持つキャラクターと探索班を組むと、探索に上方修正。
『ギャンブラー』……スキルチェックの確率を時々50%にする。一か八かの勝負に出るときは重宝するが、そうでないときに勝負に出ると困る。
『熱血』……戦闘時にプラス修正。
『乱暴者』……交渉相手によって、プラス修正かマイナス修正が入る。
『雄弁』……交渉説得にプラス修正。
『学生』……諜報にマイナス修正、0時以降の行動にマイナス修正がかかる。しかし、『学生』スキルを持ったキャラクターでないと解決できない事件も多い。
『心理学』……交渉説得に上方修正。
『盗癖』……毎月、市政貢献度にマイナス修正が入るが、アイテムを手に入れる。
『神秘学』……呪術・神話にかんするイベントで発動。
『口寄せ』……諜報にプラス修正。このスキルがないと得られない情報とかもある。
『博識』……手に入れたアイテムをその場で鑑定する。開発・鑑定で上方修正。
ハッカー』……諜報にプラス修正。機械的な鍵・罠の解除にプラス修正。後方ドクトリンの研究にプラス修正。組織の情報を横流ししているのか、政治影響力にマイナス修正。
『○○恐怖症』……事件によっては「探索力」が低下する。
『忍者』……探索・諜報(敵対組織)にプラス修正。「発見」「識別」「追跡」「回避」の通常スキルのレベルが+1
『機械音痴』……機械的な鍵・罠の解除、機械の操作にマイナス修正。
『虚弱体質』……探索にマイナス修正。
『奇術』……鍵・罠の解除に上方修正。交渉説得にプラス修正(手品で幻惑する?)。敵との遭遇確率が低下。
『工学』……青写真開発にプラス修正。
『事務の達人』……「組織運営費」が少なくなる。
『発明家』……研究にプラス修正、青写真開発時にアイテムが+1される。
『ジャーナリスト』……諜報(一般)に上方修正。功績値が上方修正。
『剣士』……刀剣装備時にプラス修正。
『方向音痴』……探索時のランダムイベント「道に迷う」が発生しやすくなる。
『地獄耳』……通常スキル「聞き耳」のレベルが+2
千里眼』……通常スキル「発見」のレベルが+2
テレパス』……通常スキル「交渉説得」のレベルが+2
スペシャルスキルの効果については調整が必要だと思います。



13.休息
リメイク案では、疲労による休息はありません(探索時の負傷による休息はあります)が、スケジュールで「休息」を選択することができます。この場合、隊員は自由行動をとりますが、大きく「休息」「修行」「散策」に分かれます。妖撃隊の隊長であるプレイヤーは、隊員の休息時の行動まで立ち入ることができないので、休息時の行動は基本的にランダムとなります。「休息」は文字通り何もしません。「修行」は修行を行うことによって、通常スキルの経験がたまります。「散策」は自由に行動することによって、ランダムにイベントが起きます。また、キャラクターによっては休息することが個別イベントの発動条件である場合もあります。



14.個別シナリオ
オリジナルでは何人かのキャラクターにしか個別シナリオがありませんでしたが、リメイク案では全てのキャラクターに複数回の個別シナリオが用意されます。それによって、プロフィールの記述も大きく変わっていくことになります。また、個別シナリオを解決することで、新たなスペシャルスキル(専用アイテム)を得ることもあります。



今日はこの辺りで