週末

オバマが大統領になって一番喜んでいるのはデンジャラスのノッチだな〜と思っていたら、テレビでノッチが「YES WE CAN」と言ってて、分かっちゃいるんだけれど大爆笑してしまった。似ているかというと、正直微妙(仕草とかはもっと研究する必要がありそうだ)だが、今後の展開に期待したい。大統領選挙については、これから色々と「あのときはこうだった」話が出始めると思うけれども、とりあえずコレ。

アフリカは国!ペイリン氏は“おバカ”だった?
11月8日8時3分配信 スポーツ報知
 米FOXテレビは6日、米大統領選で共和党の副大統領候補だったペイリン・アラスカ州知事(44)が、アフリカを大陸ではなく国名だと思っていたと伝えた。選挙戦で争点にもなった北米自由貿易協定(NAFTA)の加盟3か国(米国、カナダ、メキシコ)も知らなかったという。ペイリン氏は2012年の次期大統領選で、共和党候補の筆頭になるとの見方も出ているが、大丈夫だろうか?

FOXって共和党寄りのメディアだと思ったのだけれど、選挙戦中はどちらかというとマケインに不利なニュースとかインタビューとかしていたな〜というイメージがある。これはオバマ政権を睨んで掌を返そうとしているのだろうか。アフリカを国ではなくて大陸だと思っていたというのは「知識」に関することなので、まあ馬鹿かどうかは微妙なところ。でも副大統領になる人はそれなりの博識さが求められるよねとも思う。
8年後は是非ともペイリン・ヒラリーの超泥試合を見てみたい(とも思わないか)。

古舘、TV番組で“先輩”筑紫さん偲ぶ
11月8日8時1分配信 サンケイスポーツ
(写真:サンケイスポーツ
 TBS系「筑紫哲也 NEWS23」のメーンキャスターとして活躍したジャーナリスト、筑紫哲也(ちくし・てつや)さんが7日午後1時50分、東京・中央区の病院で肺がんのため亡くなった。73歳だった。

ジャーナリズムとマスコミはちょっと違うということを前提にして、個人の思想信条をからめて出来事を報道するというのは、時代に合致していれば賞賛され、時代に適合していなければ罵倒される宿命を背負っているのだ。現代において報道は「権力」と位置づけられ、それは絶えず批判に晒されるべきものだろう。今を語れる人というのは少ないが、筑紫哲也氏は今を語る数少ない人だった。
不幸は、多くの人が「そうだ」とも「違う」とも声を上げる世の中になったということだ。無数の人の声が四方八方に轟くのは、筑紫哲也氏の思想信条から言えば非常に理想的なものだったが、否定意見を受け入れることができる人間はそれほど多くないので、ついつい「便所の書き込み」などと言ってしまい、新しい声を持つ人たちの反感を買った。思えばメディアとネットの(理由のない)対立構造というのは、筑紫氏に始まり、未だ収束していない。
でも、今は極度に複雑化した世界であり、総花的に今を語ろうとすれば毒にも薬にもならないことを言うことになり、ある一定の層に向けて情報を発信するというのは、間違ってはいなかったと思う。筑紫哲也氏が死んで、彼が「死んだ」と言ったTBSが、まだ存続しているのは微妙なところではあるけれども。
それはともかく、影響力のある人が死去するというのは、もの悲しい。