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「梅雨明けたんじゃない?」という噂は、今日の雨で立ち消え。まあ、まだ7月だしね。
ナショナルジオグラフィックチャンネルとディスカバーチャンネルとヒストリーチャンネルのナリフリかまわないパクリ合戦が面白い。ちょっと前までは戦闘機とか事故系の番組が多かったのに、今の流行は格闘技らしい。

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事件のその後を追った報道というのが少ないのは、大衆の興味が日々移り変わっていくからなのか? 出来事を報道するのは子供でもできるけれども、取材を報道するのはマスコミしかできない、ということを考えると、マスコミ力の低下が昨今の批判につながっているように思われる。

日経平均12日続落、54年ぶり 「スターリン暴落」に並ぶ
 4日の東京株式市場は、原油高などによる国内外の景気後退懸念から日経平均株価終値は前日比27円51銭安の1万3237円89銭となり、12営業日連続して下落した。旧ソ連スターリン首相重体報道を受け、株価が12営業日続落(昭和28年5月21日〜6月3日)した記録に並んだ。12営業日続落は戦後3番目の長さで、最長記録である昭和29年4月28日〜5月18日の15営業日続落以来、54年2カ月ぶり。(産経新聞)

一般投資家のボーナスを狙った株屋の「ボーナス下落」なる相場がここ最近続いているということを考えれば、まあ織り込み済み。あがる材料もないし、下がる材料は豊富だし。しかし、スターリン暴落なんて言葉があることに驚き。スターリンが重体だったら、普通株価は上がるような気がするけれど……(当時は鉄のカーテンがあって、ソ連のことが良く分からなかったからだと思う)

日経新聞記者が不適切メール送信、民間団体に「ばか者」
 日本経済新聞編集局の記者が先月、戦争特集番組を巡ってNHKや下請け会社などに損害賠償を求めた民間団体・「戦争と女性への暴力」日本ネットワークバウネット)に対し、「ばか者」「あほか」などというメールを送りつけていたことがわかった。(読売新聞)

ロシアンジョークに「フルシチョフはバカだ」と言った男がKGBに『国家機密漏洩』で逮捕される、というものがあるけれども、それよりも全然笑えない。そもそも、日経新聞の記者は何を思ってこんなメールを送ったのか? バカにバカだと気付かせたかったのか、それとも何も考えていなかったのか。

福田首相内閣改造「白紙」強調
 福田康夫首相は4日夕、内閣改造について首相官邸で記者団に「白紙というのは白紙」と改めて強調した。自民党内で首相経験者から改造への言及が相次ぐことには「私は知らない。話をした方に聞きに行ってください」と不快感を示した。【塙和也】(毎日新聞)

この、何も良いところの見出せない政治家のどこに求心力があったのかを思い返すことが、今必要なことではないかなと思う。「安定」とか「調和」とかを望んだ人々の本心が「無為」だったわけではないだろうに。しかし、自民党は改革路線を修正した時点で政党としての命運が尽きた。今は力のない政治家がうごめく怪しいかたまりみたいなものに成り果ててしまったようだ。