色々と考えちゃうよね〜色々と

30歳を間近にして、「これでいいのか」という思いが強くなっていくのは仕方がないにしても、やはり行動をしないまま日々を過ごすというのは不安だけが降り積もる様相だと思った。寒さは心に響くから良くも悪くもある。何かをしたいと思う心があっても、何をすればいいのか分からない、という人や場合がほとんどの世界だ。そこにアドバイスを与えてもアクセルにはならない。行動の指針を僕らは失ってしまったのではないか、と常々考えるときがある。行動の指針、しかし、それは存在するのかもしれない。アメリカ人がそれを聖書に求めたり、イスラム教徒がそれをコーランに求めるものを、日本人は「空気」に求めていないだろうか? 空気とは、そのうち神性を帯びて、信仰の対象になるような気がする。全日本空気教、1個100万円の壷を買うのが空気を読むことであるという、ありがたい教えはどうですか?
とりあえずビジネスマンである者、英語くらいは出来てアタリマエではないかと思い、DSの『英語漬け』を買ってみた。これで人知れず英語を勉強してTOEICでいえば600点を目指そう。人は何かしなければならないときに、他のことに多大な労力を費やしてしまう、と何かの本で読んだ。仕事をしなければならないときに、小説を書いてしまうとか、英会話を勉強しなければならないときに、ゴルフをしてしまうとか。そういう反動力のベクトルが働けば、なにげに楽しく成長できるのかもしれない。

英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け

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<ボクシング>あきべぇ、一回KO負け ウエルター級王座戦
 プロボクシングの日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦が6日、東京・後楽園ホールで行われ、日本同級王者、湯場忠志(30)=都城レオスポーツ=が初挑戦の世界ボクシング協会WBA)同級13位、牛若丸あきべぇ(22)=本名・渡部信宣(あきのり)、協栄=を一回1分30秒KOで降し、2度目の防衛に成功した。あきべぇは戦績17戦16勝(15KO)1敗で、国内歴代単独1位となる16試合連続KO勝利はならなかった。湯場の戦績は38戦32勝(23KO)4敗2分け。(毎日新聞)

きれいにチャンピオンのフックがあごに命中している。まさに一撃必倒。ウェルター級というと、かなり階級が重たい部類にはいるため、一撃が命取りになるのだろう。挑戦者もチャンピオンをダウンさせているし、おそらくは紙一重の勝敗だったのだと思う。

ガスタンク爆発、1人死亡=溶接作業中、三菱ガス化学工場−新潟
 6日午前10時35分ごろ、新潟市北区太夫浜、三菱ガス化学の東新潟鉱山NG−5基地でガスタンクの爆発があった。タンク上で作業中だった新潟ボンド工業社員皆川要作さん(64)=同市西区立仏=が吹き飛ばされ、約30分後に死亡した。新潟北署は、業務上過失致死の疑いもあるとみて事故原因を調べている。(時事通信)

溶接作業をしていた社員の年齢が64歳、というところに事件の鍵があるように思う。ベテランだったのか、そうでなかったのか。安全管理はどうだったのか。社員は彼以外に誰がいたのか。そして、なぜ64歳にまでなって危険な職場で働いていたのか。三菱のようなしっかりとした会社でおきた事故にしては、色々と「らしくない」点がありすぎる。
いつも思うのは、仕事量に対する人員の数が適正ではないということだ。これが適正にならなければ、仕事の正確さを求めようにも求められないのではないだろうか? 利益を得るのが厳しい→仕事を多く取る必要がある→しかも人間を多くは抱えられない→今の人間で頑張る……では、いつかは歯車が壊れることが避けられないのではないか? グローバル化というのは「百害あって一利くらいあり」なのだろう。その一利を得るために血で血を洗う競争を強いられるというのは、なんだか悲しいことのように思える。

三井住友銀行派遣社員2000人を正社員化へ
 三井住友銀行は6日、グループの人材派遣会社から迎えている派遣社員約2000人を正社員として雇用すると発表した。派遣社員の正社員化としては、日本企業では異例の大規模なものとなる。また、窓口業務などを主に担当している「一般職」を廃止する。すべての社員に幹部社員への道を開くことで意欲を高めるとともに優秀な人材を確保するのが狙いで、一般職の廃止はメガバンクでは初めて。(毎日新聞)

近年、久々に見る良いニュース。昔の奴隷を鞭で叩いていた時代とは異なり、労働は正当な対価があってこそ、はじめて余剰な利益を生み出す……と僕は思う。銀行は金を回すのが仕事なのだから、どうすれば金が動くかについて、もっと真剣に考えるべきだろう。