足がつる

疲れ果てて睡眠していたら、とつぜん左足のふくらはぎに激痛が走った。つった! と思ったときにはもうどうにもならなくて、ただふくらはぎの肉をも揉むだけだった。困ったのは、この痛みが今までずっと続いていること。非常に困った。仕事にも身が入らない。

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<テロ特措法>米への海自給油、政府答弁の4倍…市民団体
 03年のテロ特措法による米空母への海上自衛隊による給油支援を巡り、市民団体「ピースデポ」は20日、海自からの給油量について、約80万ガロンと記載された米艦船の航海日誌を入手したと発表した。政府が答弁してきた約4倍で、同団体は「大部分がテロ特措法に反し、対イラク作戦に転用されたのでは」としている。(毎日新聞)

出所は怪しいが、政府答弁の数値がそのまま真実とも思えないので、さもありなんという気もする。計算違いかもしれないし、裏があるのかもしれないが、何にせよ差異があったという事実はテロ特措法にはマイナスに働きそうだ。

失業率が大幅改善=成長の実感乏しく−安倍政権下の経済
 25日に幕を引く安倍政権の経済運営を21日までの経済指標で総決算した。景気は戦後最長を更新。7月の完全失業率が3.6%と昨年9月の政権発足時から0.6ポイント低下するなどの成果を上げた。半面、経済成長の実感は一向に広がらず、参院選での与党惨敗につながった。(時事通信)

「経済成長の実感」というのは、なにを持って実感できるのだろう。かなり難しいことだと思うが、やはり安倍政権はレトリックは駆使できてもデータは駆使できていなかったのだ。失業率の改善は安倍政権下での株価の上昇を観ても明らかで、特に新卒採用に関しては明らかに売り手市場だった。問題は、「格差」という概念に説得力を持たせてしまったことだろう。「格差」って有史以来あるじゃないか、と思うんだけれど、それを大問題化のように言うのは、今や日本のマスコミや野党と、どっかの共産主義者くらいじゃあるまいか。
僕は安倍政権は「なにもしなかった」とは到底思えないし、それなりに(良し悪しは別として)成果があったと思う。次の総理大臣や、次の次の総理大臣が誰になるかは不明だが、小泉政権の手法はなくなっていくのかもしれない。そうなればどうなるかというと、「格差」をなくすためのバラマキ政治が復活する。人にたいしたアイデアがあるわけではないし、「格差」を叫ぶ人の目的は金以外にないからだ。構造的なものに踏み込まず、対処法だけで問題を先延ばしたのが「失われた十年」であり、どうも世の中には、その時代に逆戻りしたいと望む人が多いみたいだ。民主党だって同じ穴の狢。旧自民党代表の小沢が支持を得ようと思ったら、一にも二にも金をばら撒く男だというのは、彼が自民党幹事長だったときに腐るほど観てきたというのに。