『ジャック・マイヨールが死んで』

なんというか、小説力が低減しているのかもしれないと感じる今日この頃の作品という感じです。なんというか、力点の定まらない作品というか、4000字という文章制限に露骨に苦労している作品というか……そんな感じ。書いていたときから、「受けないだろうなぁ……」と予感していましたが、皆さんの反応を呼んで、やっぱりという結果に。僕としては、これから力を伸ばしていきたい分野の作品なだけに、とても勉強になったとは思う。
基本的に僕は小説的な小説が苦手なのだ。そのための工夫みたいなものを考えたりするのだけれども、やはり底上げが必要ではないかと常々感じていた。SSFCは今回で終了という運びになる可能性が高いけれども、他のところで今作の反省点が生かせたらなと思う。