色々

  • モーニング

不思議な少年』は良い話だった。コンスタントにこういう話が書けるようになりたい。

『TOUGH』は今大会唯一の「先が見えない戦い」が始まる。どっちが勝つかと言われれば、やっぱりミノル君が勝っちゃうんじゃないかなぁと思う(実力以外の要因で)。

  • プレイボーイ

キン肉マンⅡ世』はスカーフェイスがオーバーボディをあっさり脱ぐ。なんだそのパフォーマンス、という感じ。

鴻上尚史のコラムは例の炎上について。炎上の背景についてはコラムで説明されているけれども、これは要するに「大衆」vs「有識者」の戦争がすでに始まっているのだという観点で考えないと、どうしても「右翼」とか「保守」とか「あの時代を思い出させる……」という話に流れてしまいがちだと思う。もちろん、そういう話ではない。現在は、「大衆」が一個の「有識者」になっている時代なのだ。かつては「大衆」という影も形もないものを「有識者」が特権的に一方的に批判・批評してきた。それが的外れであったり、的確であったにせよ。しかし、今は「大衆が有識者を批判・批評する時代」なのだ。一個の人格としての大衆の声が、有識者に容赦なく投げかけられるのは、かつて有識者がそうであったことの裏返しでしかない。そういうところを理解しておかないと、「言われなき」とか「卑怯」とかいう負け犬の言葉を発することになってしまう。そもそも、こういう反転現象は言葉の世界だけのことではない。騎士は歩兵に負け、大企業はニッチ企業に遅れをとり、アメリカはテロに苦戦し、有識者は大衆に指弾されるわけだ。
福田和也坪内祐三のコラムは、今年一年を振り返って。「小粒」がキーワードなんだけれど、小粒でいいんじゃないのと思ったりもする。意識下のものが小粒に見えたとき、意識外のものが巨大な影をまとって現れてくるものではないだろうか。