ニュースな話

バンコク16日時事】タイのコンビニエンスストア、サイアムファミリーマートは、バンコク市内でおでんの販売を始めた。日本では主に寒い季節に売れるおでんだが、熱帯のタイでも連日、売り切れとなる店が出る人気になっている。　
（時事通信）

おでんといえば、大根と卵、がんもどき。大衆的な料理として、おでんは国内では一定の地位を保っているけれど、海外ではマイナーな日本食の部類に入る。けれども、コンビニでのおでん販売がタイで大人気ということで、これで他の国にも資本が投入されると一気にメジャーな存在になるかもしれない。「秋葉原で人気の料理」とかいう宣伝文句をつければ、外国人にも受け入れやすいだろう。おでん屋台がロンドンやパリで見ることがあるかも？？
と思っていたら、タイ繋がりで驚きのニュースが。

【ロサンゼルス１６日時事】米コロラド州ボールダーで１９９６年１２月、ジョンベネ・ラムジーちゃん（当時６歳）が自宅地下から遺体で見つかった事件で、米当局は１６日、容疑者の男がタイのバンコクで逮捕されたことを明らかにした。ＣＮＮテレビなどが報じた。
　男は別の性的暴行事件で同日逮捕されたが、ジョンベネちゃん殺害についても、当事者しか知り得ない情報を証言したという。コロラド州の連邦地検は捜査官をタイに派遣し、男を米国に移送する。　
［時事通信社］

アメリカをかなり騒がせた事件だったが、ついに犯人が逮捕。タイで逮捕ということだけで犯人の性的指向が伺い知れるというもの。犯人は小学校の先生だったというのは、ペドフィリア的な意図があって犯行に及んだ可能性が高く、他にもかなり余罪があるような気がする。まだ不明な点が多いので、続報を注視したい。
（続報）タイとアメリカの警察による合同記者会見上に、犯人が登場。犯行を認めているようだが、意外にすっきりとした顔立ちでイメージとは違った。しかし、逮捕のキッカケがインターネットに殺害をほのめかす書き込みをしたということらしく、目と耳の網は隙間なく張り巡らされているんだろうなという印象だ。
話題の事件と言えば、ロシアの漁船銃撃事件。

　ロシア警備艇に銃撃された吉進丸が、ロシア連邦保安庁サハリン沿岸国境警備局に「要注意船」としてマークされていたことが分かった。銃撃が偶発的でない可能性も出てきた。警備局は、吉進丸が根室湾中部漁協の組合長の所有船であることを認識したうえで「越境操業の常習犯としてマークしていた」という。(毎日新聞)

これは「ロシアが悪い」から「日本に非がある」の方向に話が傾きそう。そもそもが北方領土近辺の漁業に対して、政治が有効なアプローチをとってこなかったことが、今回の事件を引き起こしたような気がする。