ニュースな金曜

まず、中東情勢から。

イスラエルの民間テレビ「チャンネル10」は9日、外交筋の話として、レバノン南部でイスラエル軍との戦闘で死亡したヒズボラのメンバーの中に、イランの「革命防衛隊」隊員が含まれていた、と伝えた。
(読売新聞)

これが本当だとしたら、本当に第何次かの中東戦争にまで発展する可能性がある。つまり、イスラエルとイランの間にはシリアとかイラクとかがあるから、これらを巻き込んだ大戦争が起こるかも知れないということだ。もし仮に、イスラエルの空軍がイランを空爆したら、アメリカはどういう対応をするのだろう。中国に北朝鮮があるように、アメリカにはイスラエルがあって、ブッシュとしては正直イスラエルとは手を切りたいけれども、ユダヤロビーが強すぎて二進も三進もいかない……ということになりそう。もしくは、イスラエルを操作して、イランの各施設を破壊するように仕組むか。

チャートフ米国土安全保障長官は10日、記者会見し、英国で摘発された航空機の爆破テロ計画について、「綿密に計画され、かなり進んでいたようだ」と述べ、最終段階にあったことを明らかにするとともに、国際テロ組織アルカイダが関与している疑いがあるとの見方を示した。 
時事通信

大ニュースなわけだけれど、見落としてはならないのは、テロが「成功」したわけではなく「失敗」したということ。ソ連相手に丁々発止のスパイ活動をしていた秘密機関が、テロリスト相手にも機能しているということに着目すべきだろう。このような大テロの場合は、準備に相当の期間と金を使うので、今回二十人という逮捕者を出したということは、一気にイギリス国内のテロ人脈を潰す足掛かりになるかも知れない。

富士通総研の 調査 では、個人のホームページや Blog のリンク(アフィリエイト)経由で商品を購入したユーザーは、回答者全体の11.2%、購入はしなかったがリンク先の商品紹介を見たのは44.6%になるそうだ。
だが、ユーザーがアフィリエイトで得る金額は、当然だが期待したほど多くはない。しかも一定程度以上にならないと、支払われない。
「 個人が稼ぐ時代 」と言われるが、「ネットマーケティングにおけるロングテール効果」を享受できるのは、少なくともアフィリエイトプログラムに参加している大多数のユーザーではなさそうだ。
japan.internet.com

言うほど儲からないアフェリエイトなんだが、やはり魅力的なコンテンツがあってこそのシステムだと思うわけで、一日に千人とか一万人とかの客が来ることが前提になる。それが分からないと、導入しても結果がでなくて思惑とは違ったという結果になりかねない。ちなみにNoesis・lineでは、極楽とんぼ山本圭一の事件と、亀田家の父とやくみつるのバトルが人気でした。

 鹿島FW柳沢敦(29)が10日、オシムジャパン入りへ意欲を見せた。トリニダード・トバゴ戦(9日)をテレビ観戦し、考えながら走るサッカーに魅了された。チームが中国遠征(2〜7日)に参加し、日程上の理由などで代表選考からは漏れた。アジア杯予選イエメン戦(16日・新潟)のメンバーは13日に発表される。W杯ドイツ大会の失敗から立ち直って「古い井戸」の意地を見せる。
(日刊スポーツ)

今日の痛いニュース
僕がオシムでも柳沢は使わない。というのも、高いポテンシャルを持っているのだろうけれども、W杯のクロアチア戦のようなプレイをするようでは起用がギャンブルになってしまうからだ。ここ一番の戦いで結果を残せなかった人間をあえて使うよりも、チャンスのない若手をどんどん使って育てていった方が、「なんでアレを使うんだ」というバッシングを受けずにすむし。というわけで、常々言われている「決定力」をつけるために、FWをどう育てるのかがオシムのこれからの課題になるんじゃないかと思う。サッカー協会も、「走れる2mのFW発掘計画」みたいなものを打ち出して、アイススケートのように中学校くらいから選抜していくようなことをしてみてはどうだろうか?