『さよなら絶望先生』(4)

かってに改蔵』と違うのはキャラだけなのか、という疑問は置いといて、なんとなく社会派よりになっている第4巻。時事ネタがどんどん出てくるので、2chでニュースとか見ている人にとっては、ニヤニヤしてしまいっぱなしかもしれない。ギャグ漫画としては停滞気味なのかなと思わないでもないが、やはり長年、サンデーで久米田久米田と持て囃された男だけあって、落とすところはキッチリ落とす。面白かったのはセカンドオピニオンの話かなぁ。「私がもし100人の村だったら〜」のエッジが尖りまくっている。無駄に多いキャラクターをどう使い分けるかが、これからの見ものかもしれない。

さよなら絶望先生(4) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(4) (講談社コミックス)