『さよなら絶望先生』(4)
『かってに改蔵』と違うのはキャラだけなのか、という疑問は置いといて、なんとなく社会派よりになっている第4巻。時事ネタがどんどん出てくるので、2chでニュースとか見ている人にとっては、ニヤニヤしてしまいっぱなしかもしれない。ギャグ漫画としては停滞気味なのかなと思わないでもないが、やはり長年、サンデーで久米田久米田と持て囃された男だけあって、落とすところはキッチリ落とす。面白かったのはセカンドオピニオンの話かなぁ。「私がもし100人の村だったら〜」のエッジが尖りまくっている。無駄に多いキャラクターをどう使い分けるかが、これからの見ものかもしれない。
- 作者: 久米田康治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/16
- メディア: コミック
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