いつも思うのだが

「駄作を見ろ」論に続いて、さらに書こうと思います。
日本映画が駄目なのは、演劇を専門に勉強する場が少ないからだと思います。演劇、というのは実際に演じることも、脚本を書くことも、監督することも含めてです。特に脚本家と若手男性俳優の人材の少なさは……ひどくね？　と思うばかり。

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この映画の脚本家は、ちょっとどころではないくらいに酷いのですが、プロとしての自覚に欠ける脚本家が多すぎやしまいか？　アイドル映画だろうが、子供向けだろうが、脚本は脚本、能力を注ぎ込んで素晴らしい脚本を書くべきなのです。ですが、どうも能力自体に欠ける人が多いようで。しかし、脚本家にも擁護すべき点はあるかとも思えます。所詮、脚本は脚本であり、映画は監督と偉い人の差配でどうにでもなるからです。
しかし、東映が「駄作本舗」と言われ、旧態依然としたシステムで他のジャンルの秀でた作品を食い物にするのは如何なものか。『北京原人』の反省は『デビルマン』に活かされていたのか、『デビルマン』の反省は『最終兵器彼女』に活かされていたのか、人は反省する猿じゃないのか、とか色々な問題点がありすぎるような気がします。『デスノート』の映画化ですか、成功すれば、この状況の突破口になると思うのですが……