ファンタジーを書く上での二三の覚え書き

やはり、僕は「設定」を重視するのですが、ファンタジー小説のほとんどが設定を重視していないのは、とっても歯がゆいことだと思います。世界観とかを考えないで書くのが理解できないといいますか、しかしそれは世界描写についての知識が不足しているからなのでしょう。僕が「小説以外の本を読め」と常日頃から書いているのは、他の小説をもとにした小説は「インスパイア」か「パクリ」にしかならないでしょうが、小説以外の本をもとにした小説は「ネタ」になるからです。
イデアというのは、ゼロから生まれるものではない、ということを理解できない人は確実にいて、そういう人にも「勉強しろ」とアドバイスしているのですが、なかなか分かってくれないんですよね。アイデアっていうのは、小手先のアイデアではなくて、もっとザックリとしたアイデアを、みんな考えてみれば面白い小説が書けるのではないでしょうか?