スーパーチューズデー

CNNのサイトを見ていると、現在のところクリントン氏が8州、オバマ氏が13州勝利している状況。残りはニューメキシコ州だけれど、こちらは現状クリントンが勝ちそうな気配がしている(と、思ったらオバマがかなり粘っている)。ただ、週ごとの勝利数というのは、あまり関係がなくて重要なのは各州の代議員をどれだけゲットできるかによる……わけだ。代議員数で言えば、クリントン氏が547人、オバマ氏が553人。クリントン氏は、スーパー代議員で100人近くオバマをリードしているのだけれども、大きな流れとしてはオバマが優勢という状況。CNN的には事前予想は大方当たっていた模様で、最終的に代議員・スーパー代議員を含めた人数でクリントンとの差が100人以内であれば、今後面白い展開になりそうだ。8月28日に党大会があって、そこで民主党の候補者指名があるが、共和党がマケインで一本化されつつある今、3月4日くらいまでには大勢が決まるのではないだろうか?
バラック・オバマがもし大統領になったら46歳(47歳?)での大統領ということになる。46歳の大統領と握手をする福田首相という絵が思い描けないのだけれど、まあ若いパワーが世界を引張っていくわけだ。オバマ氏のブレーンには日本通の人がいるようなので、ヒラリー・クリントンほどには無碍にはしないだろうけれども、ただでさえ見劣りする日本の政治家が、もっと見劣りするのは避けられまい。
……と考えると、ブッシュ大統領というのは得がたい人物だったなぁと。なんというか、見ていて安心できる大統領というか、下目で見られる大統領というか。