目標を持てと

昨日は友人と飲んで飲んで飲みまくって寝た。のはどうでもいいとして、結構好条件の職場に就職したそいつは、職場の雰囲気に馴染めず辞めてしまった。僕なんかは本当にもったいないと思うのだけれど、本人にしか理解できないことも当然あるのだろう。僕だって悩みはあるし、ままならないこともある。仕事をどうやって型に嵌めていくか、というのが目下の問題で、僕なんかまだ日が浅いし分かっていないことだらけで、しかもそろそろ覚えていかなければならないことも多々あって、そのハザマで苦しんでいるという状況か。それにしても、僕は話しベタだな〜といつも思う。話し方教室とかに通おうかいな。
今週土曜日は、国立博物館へ行く予定。空也を観に。仏教美術ってあんまり好きじゃないんだけれど、やはり空也上人像だけは一目見ておきたい。

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<東京都>年収500万円未満世帯、初の過半数 過去最多
 東京都が5年ごとに実施する「福祉保健基礎調査」で、年収が500万円未満の世帯が昨年度、初めて5割を超え、81年度の調査開始以来、過去最多となったことが分かった。300万円未満の世帯も全体の3割近くで前回調査より約10ポイント増加していた。雇用機会や賃金で地方より恵まれている首都・東京でも低所得層の増加が顕著になっている実態が浮かんだ。(毎日新聞)

東京で年収500万円未満というのは、地方で言えばどれくらいのものなのだろうか。僕のイメージでは、東京の物価高が給与にも反映されている……ような気がする。まあ、それはそれとして、年収300万円以下が三割というのは、ちょっと多すぎるのではないだろうか。300万を下回ると貯蓄も難しそうだし、将来的な展望も開けなくなる。ワーキングプアというのが、具体的な数字として出てきて、これは波紋を呼びそうだと思う。
貯金は大切だと最近特に思うのは、僕が日本人だからだろうか。20代のある程度のところで、収入を貯蓄に振り分けることの出来る人は、その後の人生はかなり「勝ち」の方に近づける。友人に「貯金は大切だよ」と説いているけれども、どうも僕は話ベタなので、説得することができない。車のローンを払うとか、アホらしと思うが、その理由を説明するのが……云々

参院選>カズ、自民党のオファー断る
 サッカーJリーグ1部(J1)、横浜FC三浦知良選手(40)は16日、クラブの広報を通じ夏の参院選自民党比例代表出馬が一部で報道されたことに関連して「自民党より(出馬の)オファーをいただきましたが、お断りいたしました。土曜日の試合に向け、しっかりと調整をして頑張ります」と不出馬のコメントを発表した。(毎日新聞)

これは良い選択。かつて、『料理の鉄人』が流行った頃、一流料理人は『料理の鉄人』に出たというスターテスを求めたが、やがて「『料理の鉄人』にオファーされたけれども断った」が最大のスターテスになったという。それを彷彿とさせるニュースだと思う。こういう決断をできる人間というのは、なかなかいないだけに、凄い。

会津若松の母殺害:「生徒の心、深い闇だ」 県は緊急対策会議 /福島
 ◇衝撃受ける教育関係者−−心のケアを第一に
 会津若松市で15日未明に起きた母親殺害事件。容疑者が17歳の県立高校3年生だったことで、県内の教育関係者に大きなショックを与えた。県は午前中から緊急対策会議を開くとともに、少年の通う同市内の高校では、他生徒への影響を心配し全生徒を午前中に帰宅させた。県教委は今後、同高への心理カウンセラー派遣をはじめ、他校も含めた生徒や保護者の心のケアに取り組む方針を明らかにした。また、相談を受け付けるための臨時電話の設置なども明らかにした。(毎日新聞)

正気の世界が狂気を生み出す。狂気の世界は正気を生み出すか? そもそも僕らの世界は「正気」なのか? 僕が善悪を論じるのが下手なのは、善悪というものは簡単に引っ繰り返るからだ。絶対的な基準は存在しないが、絶対的な「理屈」が人を狭いところへ押し込める。理屈は狂気に似ている。理屈に「理」があるとは到底信じられないほどだが、それは力関係と声の大きさ次第のようだ。……と、そんな取り留めのないことを書きながら、人の心はここまで壊れることが可能なのかと驚いた。